こちらは先日訪問したCOMPUTEX展示会に出展されていた3Dプリンターです。
実は、今回の展示会では世界各社の3Dプリンターの展示が多く30種類くらいは展示されていました。その中でも気に入った3Dプリンターがこちらでした。
気に入ったといっても性能的な部分は検証できるものではないので、見た目的なデザイン上だけです。ほとんどは20万円を切るような価格帯なので、どんどん手が出しやすくなってきています。
ただ、現在騒がれている3Dプリンターはフィラメント樹脂を溶かして何層にも重ねて積層するものですが、熱で材料を溶かしますので、あらゆる制御をしない限り絶対的な精度が出ませんし、どんなに正確に積層しても積層跡が生じ、実際の所はこのようなタイプでの工業製品の試作ができるものではありません。
なにより、元となる3Dデータが無ければプリントは出来ませんので、いろんな方法はあるものの、オリジナルを作るにはやはり3D-CADでの設計が必要になります。今後、3DデータをDLできるサイトも増えていくと思いますが、TVでの報道のような「夢のマシン」とは言えるレベルではないですし、今後もそこまでに達するものではないと思います。(あくまでもフィラメント樹脂溶着のタイプのお話です)
| posted by
alumania |
2014/06/17 |
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