こちらは、アルマイト(色付け)後に表面切削を施して、アルミの輝きを出している商品です。丁度、「カッティングブラック」と同じ方法となっており、輝いているアルミの切削表面は後加工となっています。ただ、アルマイトしたものを切削して輝きを出すには通常の切削方法とは異なります。ほとんどは通常より高回転でエンドミルを回し、切削量を小さく皮を剥ぐような感じです。切削油も基本的には使わずドライでエアーを使って切り粉が挟まないように。。。と手間のかかる仕上げではあります。
画像のものは自転車やバイクなどのハブになりますが、形状からするとディスクブレーキが付けれるような感じなので、それなりの高額自転車用か、ベアリング穴が大きいような気もしますので、やはりバイク用かもしれません。(画像で見る感じよりも実物は小さかったです)
重要な部分にはアルマイトが残しており、これにスポークやディスクなどが付いてホイールとして完成したときは、小さい面積部分しかこの切削表面は見えなくなるものですが、小さな部分部分でキラリと輝くので、ワンランク上のクラスに感じられる仕上がりになっているのではないでしょうか。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2015/10/28
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