バンパーの装着固定方法に爪で引っ掛けるようなフック部分を持ったクイックリリース(仮称)の試作品を作ってみました。昨今では多くなった固定方法ではありますが、多くはバンパー内面からのスポンジテープなどの反発力も利用してもいるため、耐久性には難があるように考えています。そのため、加工精度をしっかりと出していければバンパー内面からの反発力は不要でキッチリ固定できるよう、爪になっているフック内部に超小型のスプリングを入れて作ってみました。
ひとまず、試作品が出来たというだけで、この段階では全く使い物にはなりませんでした。まず、結合時の節度が悪くカチッとなりません。極小の位置決めエリアも設けているのですが、あまり効いていないようです。総じてスムーズさが足りず、Z5シリーズから採用するつもりも少しありながら進めていたものでしたが、現段階ではやはりスクリューでの固定が確実で耐久性にも安心度が高いものになります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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alumania 2015/11/06
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