スマートキーバンパー用にカラビナ式のキーホルダー
現在開発中のトヨタ車向けのスマートキーバンパーへの付属品として予定しております、カラビナ式のキーホルダーも並行して開発を進めております。
1世代前のスマートキーバンパーには、あくまでもお客様のお好みでご用意いただいた最適なアクセサリー類を接続して楽しんでいただくため、製品側にはキーホルダー類を付属してはおりませんでした。
画像の1世代前(現行商品)には、接続品は付属品ではありませんでしたが、今回は接続品の一例となるようなキーホルダーをデフォルト品として付属させる予定でおります。
接続例のためとはいえ、主体のスマートキーバンパーと組み合わせても最高のパフォーマンスが発揮できるよう、製品側と変わらないほどに単体としての利用も想定した通常の開発過程を経て製品化を進めております。
ビレット品をモチーフとしたデザイン
現時点で設計自体も未完成な状態ではありますが、概ね以下のようなデザインで進めております。
製品側と組み合わせたときに、便利にもなるよう機能性を併せ持つデザイン設計です。
単体状態ですとサイズ感が分かりにくいとは思いますが、スマートキーの大きさに合うほどになるので、それほど大きいキーホルダーにはなりません。
主要商品のバンパーはアルミ切削品であり、キーホルダーは亜鉛合金製となり、生産方法は異なりますので質感等は大きく異なります。
そのため、切削品に合わせやすいよう直線的で角度を随所に持たせたデザインで全体を構成しております。
ビレット品をモチーフとした全体のデザインにはなりますが、これを切削で細かい部分まで仕上げることは不可能で、あくまでも金型を用いた生産方法でのデザインとなります。
単体でも利用しやすい機能性を持たせます
ヘッド部にはカラビナ機能を持つようにカラビナとしての可動部を設けます。
また、ズボンのベルト通しなどに引っ掛けますと、表裏の方向性が発生してしまい、スマートキーのボタンを押す際にシーンによっては裏返しにさせる必要が出てくるので、その操作を簡単にできるよう、ヘッド部の底面にフリーの回転機構を持たせるようにします。
ヘッドとベルトフック部を分離パーツ同士にし、回転機構を持たせる構造になります。
可動部はスプリング(板ばね)を組み込みますので、現時点では丸棒の状態で仮設計状態となっております。
そのため、実際の製品化時点ではデザインに合わせた可動部品へ形状が変わります。
カラビナとしての利用が中心にはなるものの、各所に穴として抜いた形状も持ちますので、ヘッド部だけでもリングを通したり、ストラップを直に取り廻すことも可能になります。
ご自宅のキーなどをヘッド部に接続しておくことも可能になります。
こちらも製品特徴の一部になるパーツに仕上げていきますので、どうぞご期待ください。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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