alumaniaでは既に様々な方法で試作品を制作し、全てが不採用となってしまっているiPhone6用のガラスフィルムですが、現時点では未だ商品化の見込みが立っておりません。
問題点は大きく2つとなりますが、1点目はiPhone6のガラス面の曲面の仕上げ寸法が恐ろしくバラついている点です。2点目はガラスフィルムは平面でしか製作できない点です。もちろんガラスは曲げることは出来ますが、1点目のおかげもあってガラスを曲げた所で基準寸法が保てず、結果的に前面綺麗に貼れるようなガラスフィルムを作ることは現時点では不可能です。
致命的なのは、液晶面から既に曲面が始まっているものも多数あり、液晶面サイズだけのガラスフィルムを作っても特に左右には貼付けできない部分が生じる個体差のiPhone6が存在します。
また、曲げたガラスフィルムが出来たとしても、値段とのバランスが全く保てない超高価な商品になります。ちなみにiPhone6の曲面ガラスは曲げて作っているのではなく、研磨による曲面仕上げです。そのため実際には全ての曲面は全く一定ではなく、全て異なっております。
現時点でも、数多くのガラスフィルムは販売されているものの、ほとんどは平面部分のみを狙って貼り付ける曲面部を避けた小さいサイズのものか、少し大きめにして印刷などで隠す物が多くなっています。
ガラスフィルムの操作快適性は大変魅力的ではありますが、iphone6に対しては大変難しい状況です。違った視点で現在商品化を目指している新たな複合型ガラスフィルムを進めており、そちらについては後日お知らせ致します。
| posted by
alumania |
2015/02/13 |
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