Xperia 1 IV(ワン・マークフォー)用のアルミフルビレットバンパーとなる、「EDGE LINE」については、現時点で一次設計が完了しております。
次に試作を行い実機にて検証していく段階に進みます。その後最終調整を行いまして商品化に進む予定です。
前モデルのXPERIA 1 III用の時には不具合点の解消や調整に4次試作までかかってしまい、今回は何とか1発で済ませたいところです。
前モデルのXperia 1 III(マークスリー)と比べてXperia 1 IV(マークフォー)は全体の大きさはほとんど変わらず、グーグルアシスタントキーが廃止された関係でバンパー側も正面から見た右側にはグーグルアシスタントキー用に設置していた切削ボタンも廃止されます。
バンパーの外観的な見た目からすれば、そのボタンの有り無し違いくらいに見られがちですが、本体側面形状の違い、ボタン位置やカメラレンズ位置なども細かい点では違いがあるため、実機の測定から始まりブランク設計したXperia 1 IVの専用設計品となります。
Xperia 1 IV用専用(予定)商品一覧
- EDGE LINE BUMPER
- BACK DEFENDER
- LENS PROTECTOR※
- GLASS DEFENDER※
レンズプロテクター(生産中)とガラスディフェンダー(販売開始済)については、先行していますのでバンパーより先の商品化が実現します。
Xperia 1 IVとXperia 1IIIのカメラレンズ位置の違い
1 IIIと1 IVのカメラ部分は3眼レンズのうち最下部分のレンズが1 IIIでは70↔105mmレンズの切替式でしたが、Xperia 1 IVでは85~125mmまでのズーム式になります。
ズーム式にはなったものの、レンズ突起部の全体大きさに変わりはありませんが、その配置位置は背面側を正面に見たときに1 IIIに比べ少し左側に寄り、若干全体が下側に移動しています。
左に寄った値としては、Xperia 1 IVは本体の左端からレンズ突起の中心位置が12.3mmに対して、1 IIIでは14.4mmありました。
2mmほど1 IIIの方が端から余裕がありましたので、今回の 1 IVでは狭くなり、ここはバンパー背面側のデザインに影響してきます。
ストラップ装着の最適化を計画しています。
海外からのお客様ですと、バンパーへのストラップ装着の要望は少ないのですが、やはり日本では今でも根強くストラップを利用した各種アクセサリー装着をご利用になる方が多いです。
そこで、従来よりエッジラインバンパーではストラップアクセサリーが利用できるアタッチメントを別途ご用意していたのですが、今回から最終的にバンパーへの同時装着ができるように検討を進めている、ストラップ用の新型アダプターをバンパー設計と同時進行しています。
現時点の予定では従来のストラップアタッチメントなどに切り替わり、素材も金属化することで耐久性を向上させられるものになります。
こちらは今回のXperia 1 IV及びXperia 10 IV用のエッジラインバンパーから利用できるようになるよう調整しています。
今なら狙い目かも?Xperia 1IIIは約14万円
半導体不足による供給量の低下や円安などで次期iPhone14シリーズも高額化(値上げ)が囁かれるようにもなりました。
実際、2022年新型Xperiaの1 IV(ワン・マークフォー)も約19万円と相当な高額化となっています。
そこで見直されるのがSIMフリー版のXperia 1 III(ワン・マークスリー)となります。
SIMフリー版(XQ-BC42)のXperia 1IIIはソニーストア限定モデルではありますが、新型のXperia 1IIIと性能的には大きくは変わらず、価格的に5万円ほど安価となる価格帯となっています。
当然、ソニーとしても併売ではなく在庫限りの販売状況となっているとは思われますので、いずれはXperia 1 IV一択となってしまう可能性も高いです。
もちろん、Xperia 1 IVになりスペック的な進化はあるものの、ハイエンドモデルを少しでも安く抑えたい場合は、モデル的には1年型落ちにはなりますが、今ならXperia 1IIIが非常にお勧めのモデルとなります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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