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XPERIA1V用バンパーとレンズプロテクターの試作品

Xperia1Vバンパーの試作品

現在開発中のXPERIA1V(ワン・マークファイブ)アルミフルビレットバンパー【EDGE LINE for XPERIA1V】とカメラレンズ保護の【LENS PROTECTOR for XPERIA1V】の試作品が完成し、装着確認などを進めております。

バンパーとレンズプロテクターについては、ここでご紹介するものは現段階で2次試作のものとなっております。

1次設計時点では基となる1Vのスキャンしたベース(本体)側の各ボタン類などの本体側の要素位置が実機と微妙に異なってしまったことから、それらを再修正して2次設計に反映されています。

XPERIA1V用エッジラインバンパーの試作品全体

今回のXPERIA1V(ワン・マークファイブ)はボディーのデザイン変更(特に全周側面の凹ライン)がありました。
デザイン変更はあったものの、前モデルの1IV(ワン・マークフォー)と比べてほとんどサイズは同等と言えますが、0.1mm単位で考えると全方向で違っており、1Vの方が大きくなっています。

サイドの各ボタン位置もピッチ間などは同じになっているのですが、上下のマイク位置も若干異なっています。

今回1V用で新たに制作するエッジラインバンパーは1IV用よりも更に側面の有効利用化を進め、サイドパネルの大型化やオプション品利用の最適化などが施され、普段の利用時の利便性も図った設計となっています。

XPERIA1V用エッジラインバンパーの試作品の左側面
完成した2次試作品の左側面

ここでは、完成した2次試作品となる1V用のバンパーとレンズプロテクターを実機に装着してご紹介していきます。

1V用アルミバンパーの試作品

完成したバンパーの試作品を1Vの実機に仮装着した状態がこちらになります。試作品のため、アルマイト(色付け)は行っていないアルミの素地の状態です。

試作品の表面には切削痕が多く見えますが、この切削痕が一つ一つ削り出す、フルビレット証でもあります。実際の商品時はアルマイト工程でこれらの痕を和らげます。

装着状態のフロント側

XPERIA1V用エッジラインバンパーの試作品装着フロント側
試作品装着フロント側

エッジラインのアウトラインは崩さず、バンパーとしての機能的な各所の要素を綺麗にまとめ収めています。
先行して販売開始された【GLASS DEFENDER for XPRIA1V】も綺麗に収まっております。

デザイン性を堅持しながら機能面でもより使いやすいバンパーへと深化を続けています。

装着状態の背面側

XPERIA1V用エッジラインバンパーの試作品装着背面側
試作品装着背面側

1Vの背面カメラレンズ(突起部)が大型化されましたが、背面側を正面に見て若干ながら1IVよりも右に移動しています。

このおかげで背面のプロテクションガードも少し余裕ができ、わずかながらバランスのとりやすい大きさへ調整しています。もちろん装着時もレンズに干渉することなく本体へスライド装着が可能です。

なお、この背面のプロテクションガードによって、レンズ表面との隙間を確保しており、0.2mmほどの隙間ができるようになっております。

これにより、バンパー装着のみでも、そのまま机上などの平面に置いても本体のレンズ面が接触しないようになっています。

レンズプロテクターの試作品

先述のように、バンパーのみでも本体レンズ面は保護が可能ですが、ピンポイントでレンズ辺りに当たってしまうような状況からは保護できないため、やはりレンズプロテクターがレンズ保護には最適です。

XPERIA1V用レンズプロテクターの試作品
1V用レンズプロテクターの試作品

1V用のレンズプロテクターは貼り付けに両面テープを用いますが、本体側のレンズ突起部のデザインが変更され、テーパー面が大きくなっていることから、従来とは異なる異形の両面テープ形状になります。

テーパー面まで貼り付けに利用することで接着面を稼ぎますが、この両面テープの形状で苦戦しています。
そのため、試作品は主に装着確認が主となっております。

本体のテーパー部に合わせてもっと大きな面取り形状でデザイン性を一貫させますので、実際の商品化の際にはこちらの試作品とはイメージも変わります。

また、1Vはミラーレス・コンパクトカメラとも言えるほどの撮影性能を持ちますので、カメラを意識した横向き利用をメインとした表記ロゴの配置となります。

今後の概算スケジュールについて

ここでご紹介した試作品は各々2次試作ということもあり、ほとんどの部分で生産への確認と評価は済んでおります。なお、レンズプロテクターについては生産を開始しております。

レンズプロテクターとバンパーは生産スタートは同じでも、切削に時間のかかるバンパーはどうしても後になってきます。

また、サイズ感が同じために、Xperia1IV(ワン・マークフォー)と共通化できそうだった背面加飾パネル【BACK DEFENDER】については、1Vでレンズ部のデザイン大型化と中心位置が変わっていることからも、やはり1V専用品となります。

BACK DEFENDERもバンパーと同時期に販売開始できるよう進めております。そのため、1V専用品として商品化が決定しているのは、以下3点となります。

  • EDGE LINE for XPERIA1V
  • LENS PROTECTOR for XPERIA1V
  • BACK DEFENDER for XPERIA1V

現況ではこのような状況ではありますが、レンズプロテクターは早ければ今月末で、バンパーは早くて8月の夏休み前に1色程度でしかありませんが販売開始できるような目標で進めております。

スケジュールはあくまでも現況からの逆算と目標になっていますので目安として捉えてください。

生産(加工)中での何かしらの不具合、不測の事態(昨今の異常気象など)が起こらないことを願うばかりですが、とにかく今年は予測できない事が数多く発生しています。

全国で発生している災害に対して被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします。

弊社におきましても、お待ちいただいているお客様に向け、1日でも早く商品をお届けできるよう常に尽力しておりますので、どうぞ気を強く持って頑張りましょう。

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