幅や深さ、内径を測定する際に大変便利な測定ツールに「ノギス」というものがあります。
特に有名なのはミツトヨ製品で、一度は見たことがある方は多いかと思います。
自動車のメーターのように、こちらにもアナログ式とデジタル式とありますが、選ぶときの観点は少し異なってきます。
自動車のメーターは一瞬で認識できることからアナログが好まれますが、ノギスの場合は急ぐ必要はないので読みやすさでデジタルが好まれます。
ただ標準ノギスからは随分高価になりますので、1/100mmまで測定する必要が無ければあまり必要性は無いと思います。
画像の上側の物はダイヤルノギスと呼ばれて、メーターが付いています。実は当社のほとんどの関係者はダイヤルノギスを利用しています。デジタルが信用できないアナログ集団なのかもしれません。
メーター付きはノギスを広げると0.2mmで一周(半周0.1mm)します、使いにくそうですが、デジタルより安心して測定数値が信用できます。
デジタル式は表示数値を信じるしかないので正しいのかどうか不安が募りますし、1/100mm台の確認ではバラツキ表示するので正確性にも欠けます。
もちろん、用途によって便利なシーンも様々にあるので一概には言えません。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2015/04/09
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