アルミバンパーなどを加工するマシニングセンター(切削加工機)には、必ず緊急停止用ボタンがあります。操作する制御盤の目のつくところにあって、ほとんどが赤色になってます。押した後に復帰させるには、このノブを回して解除します。
火災報知機や踏切遮断機の緊急停止を押すほどのためらいはありませんが、加工中にこれを押すときは大抵が「事後」です。あ!と思った時に押しても、既に失敗している状態がほとんどです。そのため、実際の加工に入る前には、プログラムによる動きやツールの不具合に間違いがないか必ず毎日確認します。この確認だけで1時間を要する場合もありますし、初めて加工する時にはこの確認と調整に1日以上かかる場合もあります。
時折、ワンオフ製作の依頼がございますが、設計から商品として完成するまでには正味1周間ほどかかることになると思います。すると、数十万円のワンオフ商品となります。そのため、アルマニアではオリジナルのワンオフ製作は承っておりませんので予めご承知おきください。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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alumania 2015/03/18
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