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木工用と金属用の切削工具(刃物)の違い

木工用切削工具

金属加工ではマシニングセンターを利用しますが、木工の場合はNCルーターが用いられます。機械も違えば切削する工具の刃物も違ってきます。

ここでは、木工用のNCルーターで使用する刃物と金属加工用の刃物の違いを、側面加工用と溝切り用で比較できるような紹介をしていきます。

木工用と金属加工用の刃物を比較

側面用のNCルーター用切削刃物

こちらは主に側面用になります。横から見るとTの時で、上から見ると卍のような形状になっており、刃数としては2枚刃が主流となります。

NCルータ用の側面用切削工具

加工対象物が木製の場合は柔らかいので、刃物の形状にはかなりの自由度を持った加工工具が使えます。ただ、加工時の工具の回転数は金属向けとは比べ物にならないほど高速で回転させます。

NCルーターにセットされた切削工具
切削工具をNCルーターに取り付けた状態

参考:金属加工の場合 側面溝加工用

金属加工用は対象物の硬さが全く木工とは異なりますので、ゴツくて硬そうなイメージだけでなく、刃の枚数も多くなってきます。一枚で切削できる量が違うためと回転数の低さから、木工用に比べ刃の枚数が多くなる傾向があります。

金属加工用のTスロット
金属加工用のTスロット

垂直Z軸加工のNCルーター用切削刃物

こちらは機械加工ではエンドミルにあたる溝加工用ではありますが、そのまま穴あけにも利用されます。加工対象が木工であるため、先端は尖っていないことも多く、いきなり仕上げができます。

大量の切削した切り子(カス)が抜けやすいように、刃物の溝の深さが大きいことが特徴的です。

木工用エンドミル
溝加工用の木工工具

参考:金属加工の場合 上面からの溝加工用

Z軸方向の上面からの溝加工用としては、金属加工用の場合はエンドミルになってきます。このエンドミルの場合は側面加工にも用いられます。

一度に削ることができる量が木工用に比べれば少ないため、切り子抜きの溝は浅く、正確なスパイラル(らせん)形状になっていることが特徴的になります。

金属加工用エンドミル
金属加工用だと硬質金属、軟質用とでも刃の形状が違ってきます。

まとめ

  • 木工加工用は切り子が抜けやすいように刃の溝が大きい。
  • 切削時の回転数はNCルーターの方が金属加工に比べて高くなる
  • 木工の場合は刃数は2枚刃が多い
  • 刃の形状は木工用の方が自由度が高い
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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
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