ネジは「タップ」という工具で下穴を開けた穴へこの工具を使ってネジ山を作っています。
その中でも、この画像のものは「スパイラルタップ」と呼ばれ、下穴に1発でネジ山が形成される便利な工具です。
これも摩耗してくると切れ味が悪くなりますし、加工中に簡単に折れてしまう時もあります。
また、加工は完了していても、実はネジが入らない!といったことにもなります。
特にiPhone用EDGE_LINEには計8箇所のネジ穴がありますが、一つのネジでも入らなければ商品としては成り立ちません。小径ネジのため特に管理を厳しくする部分になっています。
そのため、アルマイト完了後の出荷前には全箇所に仮組みを兼ねて、ネジを実際に入れてネジ部分は加工不良がないか確認しています。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2012/07/31
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