切削加工といえばフライスと旋盤が主な加工機となりますが、バンパーのほとんどはフライスで加工されております。
このフライスがコンピューターで制御(NC)されているタイプがマシニングセンターと呼ばれます。旋盤も同様にコンピューター制御のタイプがほとんどになり、作れるものや自動化が進んだ歴史があります。
こちらはおよそ100年前の旋盤加工機でアメリカ製です。詳しくは確認していませんでしたが動力は蒸気機関だったような気がします。
現代でも手動操作の電動旋盤と比べてもあまり変わりはありませんし、力(トルク)と回転数が出れば今でも十分に稼働できるのではないでしょうか。
旋盤は加工物を回転させるために固定する大きいチャックが一緒に回転しますし、操作を間違えると大怪我をする危険な加工機ではあります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2016/04/06
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2 comments on "100年以上前の旋盤"
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蒸気機関!近代史の産業革命の時代の匂いがしますね!
個人的に、蒸気機関という言葉を聞くと、もっと巨大で大がかりな機械のイメージがありましたけど、こういう加工機でも蒸気のエネルギーが用いられてたとは知りませんでした(汗)
ちょっと補足が必要でした!蒸気機関自体は1つで動力を分けて使っていると思います。1台の旋盤に一つの蒸気機関が付いている形とは異なります。
電車も前は蒸気機関車であったように、動力源も時代とともに変わっていきますね!