自動車ホイールの足元に輝くエアバルブカバー

現在開発中の自動車用アルミホイールの空気を入れるエアバルブ部分に装着可能な、「（タイヤ）エアバルブカバー」の試作品（サンプル）が完成しておりますので、製品の特長や装着例などを紹介してまいります。

こちらは以前の記事でご紹介したときの構成イメージ画像です。

本品の主な特徴

• タイヤ（ゴム）バルブの劣化保護
• ホイールの足元ドレスアップ
• アルミフルビレット＋アルマイト仕上げ
• 組み合わせによる隙間を解消する調整シムワッシャーを付属
• お気に入りのバルブキャップと組み合わせて無限大のバリエーション

アルミの切削で仕上げたフルビレット品

こちらが今回の「エアバルブカバー」（試作品）になります。
ホイールのエアバルブ周りはあまり目をすることは無いのですが、他製品のように気付きにくいメッキのプレス品とは異なり、アルミの切削品らしいデザインを与え、精細かつビレット品でしかできないデザイン形状になっています。

製品はアルマニアのエアバルブキャップと同じように、アルミのフルビレット仕上げでアルマイト仕上げになります。画像は試作品の状態ですが製品とほとんど変わらない状態まで仕上げています。

装着方法はバルブキャップに挟みます。

こちらの商品はバルブキャップと共締めすることで固定されます。両面テープなどで接着するものではなく、エアバルブキャップとタイヤバルブの間に挟むことで固定されます。

そのため、必ずエアバルブキャップと一緒にご利用ください。

ベース部分となるタイヤバルブは製造メーカーごとで異なります。数多くのバルブに対応できるようクリアランスを設定しておりますが、一部のタイヤ（ゴム）バルブには使用できない場合もあります。

本品はゴム製のタイヤバルブに装着するもので【スナップインバルブ】にはご利用いただけません。

試作品の装着例

20系アルファードの純正アルミホイールのタイヤバルブに装着してあります。色がブラックで製品同等仕上げではない状態のため、どこに付いているか一見分かりにくいかもしれません。

また、エアバルブキャップはもともと装着してあったエアバルブキャップをそのまま使用していますので、余計目立たなくなっています。

あくまでもこの製品コンセプトとしては、「エアバルブキャップを引き立てる補助的なアイテム」の位置づけです。自動車の足元にキラリと光るお気に入りのエアバルブキャップに本品のカラーを組み合わせて楽しんでいただけるカスタムアイテムとなります。

機能的な面として

タイヤ交換毎に交換されることも多いタイヤエアバルブの劣化はそれほど気にするものではありませんが、タイヤ交換サイクルが長い方や保管場所が紫外線や塩害にさらされやすい場合は、ゴムが主体でできているタイヤバルブ自身の劣化を防ぐことも可能にします。

シムワッシャーで調整します。

本品については古くから企画としては挙がってはいたものの、進めるにあたり多くの事前調査に時間を要しておりました。

この調査という部分では、自動車のタイヤに装着されているエアバルブは規格はあるものの、そのタイヤバルブを製造するメーカーごとやタイプごとでサイズが異なり、製品寸法が定まらない点がネックとなっていました。

また、装着されるバルブキャップ自身にも様々なものがあり、ネジの深さも一定ではありません。そのため、想定される組み合わせが無限大になってしまい、ある程度までを調整できるようにしなければ、組み合わせが狭く限定されるアイテムになってしまいます。

そこで、本品には調整用のシムワッシャーを付属し、キャップとゴムバルブの組み合わせ次第で利用したり、枚数を重ねてキャップとカバーの間にできてしまう場合の隙間を調整していただけるようになります。

シムワッシャーは製品の内側にも入れることができ、柔軟に高さ調整が可能になります。また、シムワッシャーは材質をナイロンとすることで、硬質面の確保とで耐久性も確保しています。

発売時期について

現在最終段階のチェックに入っていますので、来月には発売開始できるよう進めております。カラーについても現在検討中です。
※本記事で紹介した仕様からは一部変更になる場合もあります。