この記事のタイトル:
「スマホを落とす前にできること、落下時に確認すること」
「サーーーッ…コツン」という音とともに、棚に一時的に置いていたXPERIA1Ⅱを早速コンクリート上に落としてしまいました。
この「サーーーッ」という音は、ソニーのXPERIA1Ⅱを棚にあったノートの上に置いていたのですが、ノート自身は傾いたところに置いてあり、その上にXPERIA1Ⅱを置いたため、少しずつですがXPERIA1Ⅱがノートの上を滑った音でした。
その後、「…コツン」という空中を移動中と地面と接触した疑似音です。コツンではなく「ゴトン」だったかもしれません。。。どちらでもスマホが落ちたことを容易に認識できる嫌な音でした。
その後の状態がこちら

しばらく茫然と頭の中を整理をするものの、(画面側と地面がくっついた向きで)地面に横たわったXPERIA1Ⅱを見ながら、「コツンと音もしたよな」と思い返し、XPERIA1Ⅱを手に取って全体を眺めてみれば、やはり角に一撃食らってました。
XPERIA1Ⅱは現時点では既に数多くの確認作業が済んでいますので、傷が付いても商品開発には何ら問題ありませんが、少し心の傷は深いです。できれば綺麗に保っておきたいものです。
今回、新たに5Gということもあって、慎重に電波の受信などの確認を外で行っていることもあって、地面に落とす機会が多くなっていたことはあるのですが、やはり落としてしまうと残念な気持ちにはなるものです。
落下で付いた傷から本体の状態を解説
アップで見るXPERIA1Ⅱを落としたときの傷

左下から落下したことが分かります。それも画面側になります。そのため、最終的には画面と地面がくっついた方向で横たわった状態となったように見られます。
上から見た落下傷

ガラス面まで食い込んでいませんが、画面側の縁が少し変形もしていることは伺えます。恐らくガラス面の角も地面と接触はしたと見えますが、上下方向だけの落下であったためか画面い傷は付かずに被害はありません。
XPERIA1Ⅱのボディーが金属体であることが確認できた
ここで確認できたことは、XPERIA1Ⅱのボディーが金属体であることです。胸のあたりからの落下でこの傷と変形感から予想すると、やはりメインの筐体(きょうたい)は素地色が白めに出ていることからアルミ系の合金だと思われます。
また、表面のコーティングは特殊でアルマイトではなく、蒸着メッキ(クロム)系ではないかと予想されます。(特に確認はしてないので確証はありません。)
胸ポケットから落下してこの程度なら

今回のスマホの落下ケースでは、地面からおよそ1.2mほどの高さからXPERIA1Ⅱも右下角から地面に接触していました。1.2mとなると大人の胸あたりになりますが、それでこの程度の傷で済むなら優秀なボディーとも思えます。
逆に一か所に集中するような落ち方であったことや、比較的滑らかのコンクリート面であったためか、他の部分に傷が付いたところはありませんでしたが、アスファルトで移動中に落としたとなれば、当たり所によっては一瞬で画面割れや複数の傷が生じる可能性もあります。
今回このような記事を取り上げたのは、こちらのXPERIA1Ⅱはドコモ版で到着当日の開封後2時間も経っていない時に落としたものでした。トップだとは思いませんがTOP10に入れるのでは?と思うほど早い段階で落としています。
その分ショックは大きいものではありまして、1時間前に戻りたい気持ちになってしまいます。
スマホを落としたら確認する事

スマホを落とした時には、まずは損傷具合をチェックしましょう。ボディーに傷が付いただけなら良いのですが、画面にヒビが入っているようですと注意して確認が必要です。(ガラスフィルムだけにヒビが入っただけなら剥がして交換)
- 画面のガラスが割れて(ヒビ割れして)いないか
- 起動している状態か、操作できるか
- ボディーが変形していないか
スマホを落とした後の電源の再起動は、操作できる時点では不要です。操作で不具合がある場合のみにしましょう。(二度と立ち上がらなくなることを防ぐため)
画面にヒビが入っている場合

落としたスマホを手にして、まずは電源が入っている(ディスプレイが表示されている)状態かどうかが分かれ目になります。通常はスマホが衝撃を感知して電源が落ちるような機能は持っていません。
すなわち、電源が落ちていれば残念ながら二度と起動しない状態(本体損傷)の可能性が高いです。すぐにショップへ持ち込むか修理業者に依頼しましょう。
電源が入っていれば、再起動せずに必要な情報は操作できる間にメモなど取りましょう。ヒビが入っているとヒビが画面操作時にタッチ圧力で進行していく可能性もあります。全体にヒビが渡るとタップ感知エリアが狭まっていきますので、優しく操作しましょう。その後に修理依頼(画面交換)になってきます。
ボディーが曲がっている(明らかに変形している)場合
ここまで変形しても起動ができた

事故によって変形したiPhoneです。バンパーの装着により本体の変形が低減されてはいますが、数十メートルに及んで飛んでいったために本体の変形は免れませんでしたが、画面にはヒビも入らず、起動もできました。(後日交換)
画面のガラスは平面でも変形に順応できます。そのため、多少ボディーが変形しても今まで通りにスマホが利用できる状態もよくあります。
しかしながら、変形の影響で見えない隙間が生じて防水性が落ちたり、一部の部品が内部で外れて機能しない部分が出てきたりと、落下直後は良くても何かしらの影響が少しずつ出てきます。
いずれはやはり起動できなくなることも覚悟のうえ、早めに修理依頼をしたほうが良いでしょう。

万が一のためのスマホ保険
主要キャリアであれば、本体購入時にキャリア独自の破損や故障の保険に入れますので、そちらを利用したほうが請求書も一緒なので楽だと思います。
保険に入っていなければ、スマホの破損時に修理費用は自腹で数万円レベルになって高く付きます。ここで紹介したような傷程度であれば我慢もできますが、さすがに本体が届いてから3日も経たないうちに落としたとなれば、保険は効きませんが、さすがに新品交換したいくらいです。
変形や傷程度では補償されませんが、こういったスマホの保険もあります。
後からでも入れるスマホの保険は少ないので、興味のある方は除いて見てください。
スマホを落としてから保険に入っても、もちろん適用されませんのでご注意ください。
スマホを落とす前にできる対策方法

スマホを落とした時に保護するケースやバンパーなどは効果が高いものという認識はあっても、本体あってのアクセサリーなため、後回しになりがちです。
しかし、スマホを手にした時から落下のリスクは常に始まるため、何かしらの落下対策はお勧めです。主になる落下の対策としてはアクセサリーの装着になってきます。
スマホの落下を防ぐアクセサリー
スマホの携帯電話アクセサリーとしては様々ありますが、落下前の対策、落下時の損傷低減効果が高いものとしては以下のようなジャンルになってきます。
- ケース、バンパーを付ける
- 本体ラッピング
- 画面側のフィルム系も傷には効果が高い
- 背面リングなどの指を通せるアクセサリー
- ストラップで吊り下げる
などがありますが、やはり胸の高さから落下するような場合は、相手がコンクリート、アスファルトではケースやバンパーでない限り本体の物理的な損傷は免れません。しかし、低減されるだけでも完全損傷よりは落とした時の損害が大幅に減ります。
ケース類を選ぶときは素材も考慮しましょう
ケース類は全面をカバーするため、安心感が高いのですが、プラスチック系のケースですと落下時に本体がケースから外れてしまうことや、十分な厚みが無いことが多いので、効果が低めになりやすいものです。やはりしっかり守りたい時はケース系ならば素材はシリコンかTPUケースをお勧めします。
近年のスマホのボディーは金属筐体化が進み、強靭なボディーになってきています。しかしながら、落下時の重力加速度ではいくら金属ボディーでも一点に集中する応力からの物理的な衝撃までは(変形に)耐えられません。
画面側もフィルム系が大変安価になってきていますので、スキン派(ケースなどは付けない方)でも画面スクリーンのフィルムだけは最低装着しておきましょう。
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