日本時間では深夜(2020年9月16日午前2時から)の【Apple Event】にて発表された、新しいアップルウォッチは大きく分けて2種類で「SERIES6」と「SE」になりました。
事前に予測されていました通り、iPhone12シリーズの発表はありませんでしたが、目玉としての新型Watchと新型iPadが主体のイベント発表となりました。
その中でもアップルウォッチは新型でSERIES6となり、SERIES5からの大きな違いは「血中酸素飽和度(SpO2)センサー」搭載と「単独使用可」(主要3キャリアのみ)を実現できることになろうかと思います。
また、新たに廉価版のSEが登場し、少し手が出なかった方でもお求め安くなったかもしれません。それでも最安構成で29,800円(税別)となり、スマホよりは安いものの、(時計とは違うものですが)時計だと思ってしまうと少しまだまだ高いのかもしれません。
SEの登場で、アップルウォッチのラインナップが更に増えることになり、少々ラインナップ構成がややこしく感じるようになってしまいました。そこで改めてアップルウォッチの構成と価格について整理してみようと思います。
2021モデルのアップルウォッチ構成
アップルウォッチは3っつの構成【画面サイズ】+【ボディー素材】+【バンド】の組み合わせによって1台が完成します。これらを組み合わせることで豊富なバリエーションになってきます。またNIKEやHELMESコラボもあるので無限大とも言えます。
1. 本体(画面)サイズ(40mm or 44mm)
2. ボディー素材(アルミ、またはステンかチタン)
3. バンド(種類が豊富)
アップルウォッチ自身の構成は部品ごとの3種類になりますが、これに、今回からのアップルウォッチには、ハイエンドモデル?となる【SERIES6】と、廉価版の【SE】になります。
全体的なラインナップ構成をまとめると以下のようになります。
選択の入り口としての第一段階は、機能的な面で【Series6】か【SE】となり、次の第二段階はウォッチの大きさサイズ2種類で【40mm】か【44mm】、
最後(第三段階)にお好きなバンドを選んでといった風に進みます。
この構成を踏まえたうえで、選んだ部品構成によって変わってしまう、それぞれの価格を最後の選択で大きく変わってしまうバンドの違いで比較しやすいように価格構成も表にまとめてみました。
SERIE6とSEをそれぞれ40mmと44mmボディーサイズ別でバンドを組み合わせた価格リストを並べています。
そこに【差額】としてバンド種類違いの価格アップ分も記載しています。なお、記載している価格はアップルストアで購入する場合の希望小売価格です。
補足:ボディー違いの画面サイズ
この40mmと44mmはボディーサイズ違いですが、画面サイズ(大きさ)とピクセル数(表示できる量)も異なります。
44mm =368×448
40mm =324×394
このピクセル数(解像度)は大きければ大きいほど表示できる範囲も大きくなります。例えば地図アプリなどで大きい画面(44mm)の方が表示される範囲は広くなります。
なお、seriese6及びSEもディスプレイの解像度(ピクセル数)はケースのサイズ違いで同じです。(40mmは324×394、44mmは368×448で共通の解像度)
アップルウォッチSERIESE6の価格
SERIES6にはボディー素材が、アルミ,ステンレス,チタンと3種類ありますが、それらのボディー違いは増額分として40mmと44mmでも異なり、表の下に増額金額を記載しています。
SERIESE6【40mm】アルミボディーのバンド構成価格
サイズ | ケース | バンド | 価格(税別) | 差額 |
---|---|---|---|---|
40㎜ | アルミ | ソロループ | 42,800円 | 0円 |
ブレイデッドソロループ | 47,800円 | 5,000円 | ||
スポーツバンド | 42,800円 | 0円 | ||
スポーツループ | 42,800円 | 0円 | ||
レザー(モダンバックル) | 53,800円 | 11,000円 | ||
レザー(リンク) | 47,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(ループ) | 47,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(リングブレスレッド) | 75,800円 | 33,000円 |
40㎜(Series6)ボディー素材の違い増額分
- ステンレススチール+30,000円(税別)
- チタニウム+40,000円(税別)
例えば、チタンモデル(+40,000円)でバンドをステンレススチール(リングブレスレッド)で組み合わせると、75,800+40,000=115,800円になります。
※税込では127,380円となります。
SERIESE6【44mm】アルミボディーのバンド構成価格
サイズ | ケース | バンド | 価格(税別) | 差額 |
---|---|---|---|---|
44㎜ | アルミ | ソロループ | 45,800円 |
0円 |
ブレイデッドソロループ | 50,800円 | 5,000円 | ||
スポーツバンド | 45,800円 | 0円 | ||
スポーツループ | 45,800円 | 0円 | ||
レザー(リンク) | 50,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(ループ) | 50,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(リングブレスレッド) | 78,800円 | 33,000円 |
44㎜(Series6)ボディー素材の違い増額分
- ステンレススチール+32,000円(税別)
- チタニウム+42,000円(税別)
例えば、チタンモデル(+42,000円)でバンドをステンレススチール(リングブレスレッド)で組み合わせると、78,800円+42,000円=120,800円になります。
※税込では132,880円となります。
アップルウォッチ”SE”の価格
廉価版の”SE”の場合は、ボディー素材が【アルミ】ボディーしかありません。画面サイズはseriese6同様に40mmと44mmの2種類があります。
SE【40mm】アルミボディーのバンド構成価格
サイズ | ケース | バンド | 価格(税別) | 差額 |
---|---|---|---|---|
40㎜ | アルミ | ソロループ | 29,800円 | 0円 |
ブレイデッドソロループ | 34,800円 | 5,000円 | ||
スポーツバンド | 29,800円 | 0円 | ||
スポーツループ | 29,800円 | 0円 | ||
レザー(モダンバックル) | 40,800円 | 11,000円 | ||
レザー(リンク) | 34,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(ループ) | 34,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(リングブレスレッド) | 62,800円 | 33,000円 |
- ケース(ボディー)はアルミのみ
SERIES6(40mm)の同等仕様(アルミボディー+スポーツバンド)だと、42,800円になるため、SEの29,800円に対して13,000円の差があります。
SE【44mm】アルミボディーのバンド構成価格
サイズ | ケース | バンド | 価格(税別) | 差額 |
---|---|---|---|---|
44㎜ | アルミ | ソロループ | 32,800円 | 0円 |
ブレイデッドソロループ | 37,800円 | 5,000円 | ||
スポーツバンド | 32,800円 | 0円 | ||
スポーツループ | 32,800円 | 0円 | ||
レザー(リンク) | 37,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(ループ) | 37,800円 | 5,000円 | ||
ステンレススチール(リングブレスレッド) | 65,800円 | 33,000円 |
- ケース(ボディー)はアルミのみ
- 40mmと44mmは差額3,000円
SERIES6(44mm)の同等仕様(アルミボディー+スポーツバンド)だと、45,800円になるため、SEの32,800円に対して44mmでも40mmと同様に13,000円の差があります。
Series6にあってSEにないもの
値段の違いによりSEならば手が届きそうな場合に知っておきたい、「Series6にはあるけどSEにはないもの(機能)」を挙げておきます。SEかseriese6を選ぶ際の参考にしてください。
- 血中酸素濃度センサー
- 電気心拍センサー
- 常時表示
- ステンレス・チタンボディー
- アップルウォッチ単独で通話やアプリ使用
SEとSERIES6の価格差は、40でも44mmでも同じバンドで差が13,000円になりますので、「血中酸素濃度センサー」「電気心拍センサー」「常時表示」の分だと考えても良いと思います。
また、少し目玉にも感じられる単独使用は、要するにiPhoneとの紐づけは必要でファミリー共有設定すれば、iPhoneを持ち歩かなくてもアップルウォッチ単独で通話やデータ通信が必要なアプリが利用できます。※主要3キャリアでプラン設定も必須。
実用上において、SEでアップルウォッチの機能を十分に楽しめるものだと思います。アルミボディーのSEはそれも綺麗ではあるものの、時計としての高級感などを求め始めると、SERIES6が必要な選択肢にもなります。
逆にSERIES6でアルミボディーを選ぶと全くSEとは見分けがつかないものにもなっております。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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