Appleの新しい25W MagSafe充電器1mと2m(A2580/A3250)は、旧型になった従来の15Wモデル(A2140)と比較して外観が非常に似ていますが、いくつかの点では違いがあります。以下にそれらの違いと見分け方をまとめました。
また、本記事ではアルマニアの「VARIABLE BILLET STAND(Type-3/Type-4)」は、apple純正品の(旧型)MagSafe利用を基準に設計してありますが、新型MagSafeは外径サイズが変更(小さく)なったことで、スタンド側のホルダーへの保持が出来なくなっております。
別途、下段で新型MagSafeでご利用いただく場合の推奨方法などもご紹介して参ります。
サイズとデザインの違い
2024年に登場した「MagSafe充電器1mと2m(A2580/A3250)」は旧型に比べて若干外径が小さくなり、厚みも薄くなっています。しかしながらデザインは同じままなので、一見は見分けがつきません。
まずは新型のMagsafeがどのように変わったのかを解説していきます。
大きさと厚み:
- 25Wモデル(A2580/A3250)は旧型に比べて若干薄くなっており、全体的にスリムなデザインに改良されています。
- 金属製のベゼルがスリム化され、旧型アクセサリとの互換性に若干影響がある場合があります。
新型:最大25W 外径55.5 厚み4.37 (mm)
旧型:最大15W 外径55.9 厚み5.3 (mm)
ケーブル:
- 新型は耐久性の高い編み込み式ケーブルを採用し、旧型のTPEケーブルよりも劣化しにくい仕様になっています。
- ケーブルの長さも選択可能で、1メートルと2メートルが用意されています。
技術的な違い
- 最大25Wの充電に対応しており、これによりiPhone 16シリーズで高速充電が可能です。
- Qi2規格にも対応しており、非MagSafeデバイスでも最大15Wの充電が可能です。
見分け方のポイント
接触させる充電器部分のデザイン変更は無いために、一見では区別がつきにくいです。しかし、以下の点での違いがあることから、単体で見ても判別は可能です。
ケーブルの素材違い
最も分かりやすいのはケーブル部分の素材です。
- 旧型は純正充電ケーブルのライトニングケーブルに長く利用されていた割れやすいゴムのようなシリコン系の白い被覆ですが、新型のMagSafeではナイロン系の綾目被覆です。
厚みとデザイン:
充電器を横から見たときの厚みが異なります。
- 新型は薄いですが、微妙な違いのため、明確に確認するには測定が必要です。
ちなみに充電スピードの性能向上も達成しながら、厚みは1mm近く薄くなっています。
型番の確認:
型番で違いを確認する方法です。「A2580またはA3250」
- 新型25W MagSafe充電器の型番は1Mが「A2580」で2Mが「A3250」になります。
型番を確認することで確実に区別ができます。 - 一方、旧型は「A2140」です。
ただし、製品側には型番記載が直接はありませんので、パッケージなどから確認する方法になってしまいます。
パッケージと製品表示:
パッケージには明確に「25W」と記載されている
- Apple公式サイトやパッケージには明確に「25W」と記載されているため、購入時にはそこを確認するのが一番確実ですが、パッケージから取り出した後は確認するのが難しいため、ケーブルの被覆がナイロン綾目かどうかで判別できます。
もしすでにお持ちの充電器を見分けたい場合、ケーブルの被覆を確認するのが最も簡単ですが、厚みや型番を基準にするのも良いです。
また、対応するアクセサリーが新型に適合しない場合があるため、それも確認材料の一つです。
VARIABLE BILLET STAND(Type-3/Type-4)の新型対応について
新型の25W「Apple MagSafe Charger (1 m) and Apple MagSafe Charger (2 m)」は、外径が55.5㎜に変更されました。
一方、「VARIABLE BILLET STAND(Type-3/Type-4)」のホルダー部は旧型に合わせて設計されているため、内径は内側の抑えのシリコンクッション部を合わせて最大内径は55.6mmになります。
そのため、そのままでは新型MagSafeの方が(55.5mmで)小さいために、ホルダーに差し込んでも直径で0.1mm足りずに保持はできません。
直径違いが0.1㎜程度のため、内側にクッションテープなどを貼っていただいて対応できるかと考えますが、Magsafeの差し込み(挿入で)テープの断面が邪魔して乗り越えにくいため、やはり、適当な両面テープ(厚み0.8mm以上)を中心に貼って接着してご利用いただくことを推奨致します。
ホルダーはMagSafeを内側に貼ってあるシリコンによって保持する構造です。
内周を新たに加工すれば、そのまま新型にも対応することはできますが、シリコンの圧縮量は大きくはないため、共通化するには旧型用に別のシリコン厚みを用意するか、ご利用前に選んで貼っていただくかとなってしまい、それはお客様側で面倒にはなります。
「VARIABLE BILLET STAND(Type-3/Type-4)」の新型MagSafe(A2580/A3250)対応については、今後検討して参りますが、暫定的には厚めの両面テープを別途ご用意いただいて、ホルダーに直接貼ってご利用いただくことを推奨致します。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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