iPhone6、PLUSには背面にカーボンルックパネルが装着できるようになっております。バンパーの設計当初からこちらのオプション品も同時進行していたのですが、樹脂のための金型と装着の細かい修正によって同時発売には間に合いませんでした。
画像は途中段階のパネルが装着されています。カーボンのパターンを彫り込むのは本当の最終段階のため、この状態で装着の確認や調整を行っていたものです。
金型自体も大方は切削によって作りますので、金型に残っている切削跡がパネルの試作品表面に写っているのが見えると思います。この後、放電加工や磨きを入れ、最終的にパターンを入れて完成致します。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2015/05/12
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2 comments on "カーボンルックパネルの開発時画像"
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iPhone5用にあったクリアタイプも是非作って欲しいです
個人的には、その隙間に社員証を入れていましたので…。
こちらのカーボンタイプにクリア樹脂素材で成形することは可能ではあるのですが、既にカーボンパターンが施してあるので、クリアタイプとしての商品性が成り立たないものになります。透明感のある商品を作る場合に、現状では金型を新規で作らなければならず、かつ、せっかく作るならばTPUなどの素材が適しているかもしれないと思います。すると少し金型も違ってきまして、数量の問題もあって一般的に販売できる価格になるほどの見込みが立っておらず、6Sなどの情報待ちといったところになってしまっております。