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iPhone6用EDGELINEバンパー構造

INFO CATEGORY iPhone SE2/8/7/6S/6/-PLUS

これはシームレス化となったiPhone6のバンパー設計について、あくまでもalumaniaとしての考え方となります。

本体をポケットに入れて変形するなども話題にはなりましたが、iPhone6の最大の被害に通じる案件はやはり「ガラス割れ」です。 ガラス面が一体化することでサイドまでに回り込んだ状態は割れやすいのは当然でもあります。 しかし、これは技術の結晶とデザインの先進性からも優れたモデルとなっていることも確かなことです。 ガラス面は傷つきにくくするためにも表面硬度を高めれば相反して割れやすくなりますし、シームレス化で薄くなったガラス部分が存在するiPhone6は歴代モデルと比べれば大変割れやすい構造です。 これはアルミケースなどを装着しても構造次第ですが、さほど効果は低いと考えられます。ガラスフィルムを装着しても割れに対する効果はほとんどありません。 そこで、alumaniaのEDGE_LINEは新たな構造で商品化を予定しています。設計上の構造案に至る経緯の考え方に沿ってご説明します。 ■iPhone6の断面構造 iPhone6本体のガラスとアルミボディーの間には気づきにくいのですが「枠」を持っています。 本体を保持するには、バンパーがどこかで抑えなければなりません。 設計上ではフロート(浮かせる)か、接触しない位置まで開口させるかとなりますが、後者は保持できる範囲が少なくなりホールド力も低いです。 また、ガラスフィルムなどの同時装着はR部分に大きな隙間が生まれ一体感はありません。 ■ガラス平面端に合わせた場合 メリットは一般的なガラスフィルムが使え、設計もシンプルです。 しかし、ガラス面(画面)に金属が直接接触する構造では落下時の外圧は一緒に加わるだけでガラス面を割ることになります。 ■ボディー端に合わせる場合 ガラスにストレスを与えない安心な方法です。 しかし、ガラスフィルムとの併用は隙間が多く発生しますし、本体の抑え枠の位置にバンパー端を合わせる製造は容易ではありません。 ●アルマニアの構造(EDGE_LINE) 現在alumaniaではiPhone6用に、このような方式で商品化を進めています。 直接触れる部分には衝撃を吸収可能な樹脂パーツを組み込んでアルミバンパーと合わせる方式です。 ハイブリッドとも呼ばれてしまうかもしれませんが、目的はデザイン上ではなく保護の観点です。 これによって、ガラスフィルムとの相性も良くなり、落下時の画面割れも100%とは言い切れませんが、かなり低減できるものになります。 何より内部でほとんど完全に金属バンパーと接触しないようになるため、完全な保護に近づきます。

この構造体で実現するEDGE_LINEイメージは以下のようになり、内枠のようにダンパーとなる樹脂パーツ部品が見えます。

そのパーツが入った状態でも、EDGE_LINEらしさを損ね無い設計が完成しています。その他新たな部品も合わせて新作していますが、何より樹脂パーツにはインジェクション(金型)が必要なためにお時間がかかりますので、どうぞ今後の進捗報告をお楽しみください。

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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
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“iPhone6用EDGELINEバンパー構造” への4件のフィードバック

  1. ヘビーユーザー より:

    alumaniaさんの製品にはいつも感動させられています。
    製品の精度の良さ、デザインどれを取っても申し分ありません。
    特にiPhone5、5sの時のEDGE_LINEは最高でした。
    のiPhone6用のEDGE_LINEにも期待です。
    個人的には前モデルのようにアルミの背面カバーが装着できると嬉しいなぁ。

    • alumania より:

      コメントありがとうございます!
      iPhone系は商品的にも長いライフサイクルがあるので、新モデルごとに大幅に見直しがかかります。今回のiPhone6用では構造が大幅に変わるためにアルミ背面カバーは無くなりますが、違う形で背面を仕上げる手法も進めておりまして、新しい方向性が提案できそうです。その点もご期待いただければ幸いです。

  2. アルマニアファン より:

    ここまでの製品に対する研究、とても素晴らしいと思います!
    確かに、ガラス面が丸くなると、ケース作り、とりわけ金属ケースは大変ですよね、、、、
    製品化を心待ちにしております。

    • alumania より:

      iPhone6ではガラス面も外観を形成してしまっているので、抑える部分には悩みますね!それを無視した設計では、EDGE LINEの使命とも言えるプロテクション効果が無くなってしまいますので商品化する意味もありません。事前に構造的には検討していたのですが、いよいよ着手といった感じです。内部の枠は単品では形状的に複雑にはなっていますが、装着自体は直感的にできるよう配慮していますし、構造もシンプルに出来上がっています。どうぞご期待ください!

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