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Pixel9/Pro用アルミバンパーの一次設計が完了

Pixel9/Pro用アルミバンパー一次設計

新しいデザインと共に、話題のAIを活用したPixel9シリーズの登場により、今回はiPhoneではなくPixelにしようか?という声も例年よりも多く聞かれます。

アルマニアでは、今回の「Pixel9」と「Pixel9Pro」でご利用いただけるように、アルミフルビレットバンパー「EDGE LINE」シリーズの開発を進めております。

もう少し、詰めていく必要はあるものの、新デザインとなったPixel9/Proの実機装着確認と操作性の確認用として、第一弾目の試作用バンパーの一次設計が完了しておりますので、ここにご紹介していきます。

試作用一次設計が完成したPixel9/Pro用アルミバンパー
フロントの設計デザイン(試作用)

あくまでも、実機確認の試作用としての設計(3D)状態ですが、基本構造となるため、相当な事がない限りは、概ねこの方向でのデザインとなり、今後細かい調整を行っていく状態です。

既にiPhone16シリーズも発表され、そちらの準備もありますので、効率的に考えますと途中段階ではありますが、この段階でPixel9系はひとまず試作品の製作を進めていく必要があります。

厄介者となった高さのある大きなPixel9系のカメラレンズ部分

Pixel9/Pro用バンパーを設計するにあたって、やはり一番面倒で厄介な箇所になったのが、単独で大きく飛び出している背面のカメラ部分です。

光学レンズの物理的な高さの影響で、ここまで大きくなってしまうのは仕方がないことではあるものの、潔くとも言えるこの背面カメラの飛び出し量はバンパーを構成する上では厄介者です。

カメラ高さは3.5mm
飛び出し量の大きいPixel9Proのカメラ高さ

Pixel9シリーズのカメラ部分の高さは約3.5mmあります。3.5mmと言ったら、イヤホンジャックが頭に浮かびますが、ジャックの先端の金属部の直径分が3.5mmです。

そのジャック分が本体の背面から飛び出しているというのは、かなり邪魔に感じていただけるかもしれません。

レンズプロテクターも検討しましたが、見送りました。

とてつもなく大きいレンズ面を保護するように、アルミバンパーとは関係なしでも単品でご利用いただけるように「レンズプロテクター」を検討しましたが、開発は中止しました。

当初はバンパー側が大きくなってしまうため、バンパーにはレンズガード機能を持たせずに、Pixel9/Pro用にレンズプロテクターを製作し、バンパーとの併用でのカメラガード(保護)も検討しました。

しかしながら、Pixelにはレンズプロテクターのデザイン的な商品性が見いだせず、設計しても、ただの縁をなぞるような縁枠にしかなりません。

最終的に落ち着いたレンズプロテクターの設計
Pixel9シリーズ向けのレンズプロテクター(中止)

本体カメラ突起内部にあるガラス面(黒)の大きなオーバル部分と、LED部分を空けたりしますと、ある程度デザインの装飾は可能ですが、2眼レンズのPixel9にも共用させようとすると、オーバル形状が小さいことと、LED位置なども違うために、結局縁だけの商品となってしまいます。

強度も持たせるとなりますので、製品厚みが必要になりますので、ただでさえ大きい背面カメラの突起に加えて、レンズプロテクターの厚みも加算され、使用感も悪いだけの方向にしか進みません。

そのため、レンズプロテクターは諦め、バンパーのみで背面カメラもガードできるように設計段階で方向性をフィックスしています。

Pixel9/Pro用バンパー、背面側の(仮)デザイン

レンズ部分のガード(保護)はどのような形でも機能性としては欲しい部分なので、バンパーの背面ガードのデザインを利用して、レンズガード機能を持たせるよう設計しました。

現時点では製品仕様として未完成の状態です。重要箇所の確認のための試作用設計版とはいえ、概ねこのような背面側の製品(デザイン)仕様になっていくことになります。

開発中Pixel9/Pro用アルミバンパー背面側
Pixel9/9Proバンパーの背面側デザイン(仮)

バンパー側の背面にレンズガード機能を持たせることで、Pixel7Pro用のバンパーよりも1mm程度の増加で収まっています。

しかしながら、この1mm増加もなかなか悩ましいところで、今回新たに角度の違う切削ツールが必要になってしまいました。従来の加工方法(工具)では、制約距離があるため面を落としきれず、もう一段加えることにしています。

アルマニアのバンパーは、モデル最適化を図っていくうえで、年を追うごとに加工箇所の増加と複雑な加工領域が増えてきています。全ての機能性を成立させ、アルミバンパーの深化を進める上では魅力を増していく必要な事項ではありますが、設計時間も大幅に増えてきています。

まとめ:Pixel9/Pro用アルミバンパーの1次設計

こちらで紹介したPixel9/Pro用アルミバンパー(エッジラインシリーズ)は今後試作製作に入っていきます。

先述のように新たな加工ツールが必要となってしまいましたので、専用の新型エンドミル(切削加工工具)を製作もしなければなりません。

それと同時に内面加工用と加工方向による治具なども製作していく必要がありまして、試作の完成までにも今後数週間はかかりそうです。

本件に関する次のご案内は、こちらでご紹介した設計データで製作された(Pixel9/Pro用アルミバンパー)試作品が完成した時点で、ご紹介していきたいと思っています。

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3 comments on "Pixel9/Pro用アルミバンパーの一次設計が完了"

  1. 通りすがり より:

    返信有難うございます^ ^
    出たら絶対買います!!

  2. 通りすがり より:

    iPhone16Pro用バンパー楽しみにしています!

    1. alumania より:

      今日は発売日ですね!
      早速到着したiPhoneを検証中です!

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