2022新型XPERIAの「1 IV」・「10 IV」・「Ace III」
ソニーのエクスペリア新商品発表会(2022年5月11日オンライン開催)にて発表された、「2022年度の新型XPERIAシリーズ」は大方の予想通りで3モデルが発表となりました。
発表された新型モデルは以下3種
XPERIA 1 IV (エクスペリア、ワン・マークフォー)
XPERIA 10 IV(エクスペリア、テン・マークフォー)
XPERIA Ace III (エクスペリア、エース・スリー)
2021年度モデルとしては「マーク・スリー」シリーズとなっておりましたので、今回Xperia1とXperia10は「マーク・フォー」となり、呼称ではマーク以降の番手が上がって継続された形です。
Aceは3世代目となり、1や10は4世代目の「IV」ですが、Aceの場合は三世代目の「III」になります。少々ややこしいので、いっそのこと全モデルでIV(マーク・フォー)で統一していただきたかった。。。
XPERIAの場合、モデル名後の英数字「III」や「IV」は、ソニー側の正式名称としてはそのまま読まずに【マーク・数字】とされます。
そのため、新型モデルのXPERIA 1 IVであれば、「エクスペリアワン、マーク・フォー」という呼称になります。
XPERIA 1 IV(ワン・マークフォー)
本体サイズ:約71mm×約165mm×約8.2mm(最厚部 約9.7mm)
重量:約187g
ROM:256GB
RAM:12GB
バッテリー容量:5,000mAh
※nanoSIM, + 「eSIM」対応
ディスプレイサイズ:約6.5インチ/21:9ワイドディスプレイ/有機EL/4K/HDR対応/最大120Hz駆動
参考価格:190,872円(docomo一括払い、税込)
XPERIA 1 IVのキャリア別型式
docomo=SO-51C
au=SOG06
softbank=専用公称型式はなし=モデル名
XPERIA 1 IVの本体色カラー
XPERIA 1 IVの本体カラーは3色になりますが、販売キャリア別で取り扱いカラーが異なります。ドコモは3色ですが、auにはパープルがありません。softbankはブラックのみになります。
XPERIA 1 IVの本体カラーは3色
- ブラック(docomo、au、softbank)
- アイスホワイト(docomo、au)
- パープル(docomoのみ)
XPERIAのイメージ色として強い「パープル」は今回の1 IVにもラインナップされましたが、docomoのみでの取り扱いとなるため、docomo専用色にもなっています。
XPERIA 1 IVの発売開始は全販売キャリアで「6月上旬以降」になっています。
XPERIA 10 IV(テン・マークフォー)
本体サイズ:約67mm×約153mm×約8.3mm
重量:約161g
ROM:128GB
RAM:6GB
バッテリー容量:5,000mAh
※nanoSIM, + 「eSIM」対応
ディスプレイサイズ:約6.0インチ/有機EL
参考価格:64,152円(docomo一括払い、税込)
XPERIA 10 IVのキャリア別型式
docomo=SO-52C
au=SOG07
softbank=専用公称型式はなし=モデル名
XPERIA 10 IVの本体色カラー
- ブラック(docomo、au、softbank)
- ホワイト(docomo、au、softbank)
- ミント(docomo、au、softbank)
- ラベンダー(docomo、au)
ラベンダーのみがsoftbankでは選べないといった構成で、ドコモとauでは4色全てから選べるようになります。
XPERIA 10 IVの発売開始は全販売キャリアで「7月上旬以降」と記載されています。
XPERIA Ace III(エース・マークスリー)
本体サイズ:約69mm×約140mm×約8.9mm
重量:約162g
ROM:64GB
RAM:4GB
バッテリー容量:4,500mAh
※nanoSIM, + 「eSIM」対応
ディスプレイサイズ:約5.5インチ/HD+
参考価格:34,482円(docomo一括払い、税込)
XPERIA Ace IIIのキャリア別型式
docomo=SO-53C
au=SOG08
softbank=専用公称型式はなし=モデル名
XPERIA Ace IIIの本体色カラー
ファブリック調の本体素材は汚れが気になりそうではあるものの、優しい感覚が持てる本体デザイン仕上げとなります。
- ブラック(docomo、Y!mobile)
- グレー(docomo、au)
- ブルー(au、Y!mobile)
- ブリックオレンジ(docomo、Y!mobile)
Ace3の本体色としては4色になりますが、取り扱いキャリアにより3色か2色のみとなるため、全色が選べるキャリアがありません。
XPERIA Ace3の発売開始は全販売キャリアで「6月中旬以降」と記載されています。
全モデルでスマートフォンとしての機能は完備
今回のハインドモデルとなるXPERIA 1 IVでは価格でいよいよ20万円に到達するほどになりました。
一方、エントリーモデルAce3は3.5万円ほどと価格差が異常なほどに開きはあります。
もちろん、XPERIA 1 IVの基本スペックは全く別物でありますし、全ての面での違いもありますが、スマートフォンとしての基本機能はどのモデルも持ち合わせます。
XPERIAならではのイヤホンジャックなども、全てXPERIAシリーズとしてスマートフォン基本機能としては全モデルで備わっています。
新型XPERIAの共通機能
- 5G/4G
- 前後カメラ
- GPS
- Bluetooth
- Wifi
- Android™ 12
- 外部メモリ microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
- 情報取得/リンク(NFC)
- 生体認証(指紋でのロック解除)
- 3.5mmオーディオジャック※
- FMラジオ※
- nanoSIM, + 「eSIM」対応
スマートフォンの基本機能を抜粋
※マークはXPERIAシリーズならではの搭載機能
Google Assistant Keyは全モデルで廃止
今回のエクスペリア、マークフォー(1と10、aceIII含む)では、前世代の各モデルで搭載されていた「グーグルアシスタントキー」の物理ボタンが廃止されました。
グーグルアシスタントキーは誤動作(誤押)も多く少々癖の強かったボタンが無くなることで、サイド面に優先度の低い物理ボタンが無くなり新型ではデザイン面でも少しシンプルなサイド面になります。
2022年版の新型XPERIA、3モデルの本体正面から見た左側を並べてみた画像になりますが、ここでグーグルアシスタントキーが廃止されたことが分かります。
また、カメラ用のシャッター物理ボタンはXPERIA 1 IVのみに搭載されます。
新型Xperiaの発売開始は6月上旬から7月にかけて
2022年の新型Xperia販売は当面は各主要キャリア(ドコモ、au、softbank、Y!mobile)になります。
「XPERIA 1 IV」は6月上旬以降、「XPERIA 10 IV」は7月上旬以降、「XPERIA Ace III」は6月中旬以降の発売開始と記載されており、半導体の心配もありましたが、比較的例年通りの早い時期でのリリースが見込まれます。
XPERIA 1 IVは20万円に到達するほど
特にハイエンドモデルとなる「XPERIA 1 IV」はおよそ20万円の価格帯となり、前作の XPERIA 1 IIIから4~5万円のアップでもあり、XPERIA-PRO1に匹敵する価格帯です。
iPhone13 Pro MAX (256GBで14万6800円)を遥かに超える価格帯でもありますが、XperiaにはXperia独自の魅力があり、単純に価格だけで比較するものでもありません。
しかしながら、特に 「XPERIA 1 IV」 はXperiaの中でも最新かつハイエンドとはいえ、スマートフォンとしては最高値の価格帯であり、今後、価格面で躊躇してしまう方も多くなるのではないかと予想されます。
このようなことから、現時点での現行モデルでハイエンドの「XPERIA 1 III」や「XPERIA 5 III」が今では安定感もあり、(もうすぐ1世代前ということにはなりますが)価格面でのお勧めモデルになってきます。
新型との価格差が大きく生まれることから、しばらくは新型が発売開始されても、「XPERIA 1 III」と「XPERIA 5 III」の併売が続く可能性が高くなりました。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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