ソニーモバイルの歴史上、基本的にキャリからしか手に入れることができなかった、XPERIAシリーズ。キャリア版モデルにはSIMロック制限があり、気軽にSIMを交換して利用することは、端末をSIMロック解除する必要があり、期間も設けられ今までは面倒でした。
本年新たに、ソニーモバイルではSIMフリーモデルを発売開始し、現時点で名機のXPERIA1( J9110 )、及びXPERIA5( J9260 )が販売開始され、ソニーモバイルのサイトから購入することができます。

最新機種の「XPERIA1Ⅱ」SIMフリー版は、10月30日発売開始予定となっています。
これによって、格安SIMなどを利用されている方でも、XPERIAシリーズが利用できるようになるという、エクスペリアの歴史に中でも画期的な出来事になっています。
XPERIA1とXPERIA5の違い
現時点で購入できるXPERIA1とXPERIA5についての違いを機能的な部分だけピックアップして紹介します。まずは一覧表にまとめています。
※ソニーモバイルのSIMフリー版のスペックです。
SONY MOBILE SIMフリーモデル |
XPERIA1 (J9110) |
XPERIA5 (J9260) |
---|---|---|
キャリアでの発売日 | 2019年6月14日 | 2019年11月1日 |
サイズ | 約68mm×約158mm×約8.2mm | 約68mm×約158mm×約8.2mm |
重量 | 約178g | 約164g |
RAM | 6GB | 6GB |
ROM | 128GB | 128GB |
ディスプレイ/解像度 | 6.5インチ/4K | 6.1インチ/FULL HD |
充電端子 | USB-C | USB-C |
CPU | Snapdragon855 | Snapdragon855 |
おサイフケータイ機能 | なし | あり |
デュアルSIM | 対応 | 対応 |
バッテリー容量 | 3,330mAh | 3,140mAh |
PRICE | ¥86,900 (税込) | ¥75,900 (税込) |
本体機能性での大きな違い
- 画面の大きさはXPERIA1の方が大きい
- おサイフケータイ機能はXPERIA5のみ
- バッテリー容量がXPERIA1の方が少し大きい
詳細を言い出せばキリがありませんので割愛しておりますが、XPERIAのSIMフリー版の1と5は大きく分けてしまえば、機能的に「おサイフケータイ」あり・なしか、「画面が大きいか小さいか」だけで、CPUも同じため処理能力やスマホの性能面では同じとも言えます。
なぜXPERIA5の方が安いのか?
価格面で見ると発売が古いXPERIA1よりも、後に発売されたXPERIA5の方が1万円も安くなるという逆転現象みたいに感じるかもしれません。
なぜ?性能的にはほとんど同じで、画面サイズが6.5インチ(XPERIA1)と6.1インチ(XPERIA5)の「0.4インチ大きいだけで1万円も変わるのか?」と疑問を持つかもしれません。
この価格差は解像度が大きく関係しており、XPERIA1は4KモデルでXPERIA5はフルHDという根本的な違いから生じています。各機種のディスプレイ解像度は以下のようになっています。
- XPERIA5の解像度 = 2,520×1,080ピクセル(FULL HD)
- XPERIA1の解像度 = 3,840×1,644ピクセル(4K)
この解像度の違いは、普段スマホでWEBページやYoutubeを見ていても4K動画を見ない限り違いはほとんど分かりません。普段の利用ではXPERIA1の方がより多くの解像度を持つことで、表示できる情報数が多いというだけです。
しかし、このディスプレイ解像度はコスト面では大きく影響しますので、古い機種のXPERIA1でもXPERIA5と比較して解像度が高いために値段も高額になっています。
そのため、4Kディスプレイに魅力を感じなければ、完全にXPERIA5がオススメになってきます。それ以外は全く大差ないものになります。

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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