エントリーモデルとなる新型XPERIAの【Xperia Ace2(SO-41B)】はドコモから5月28日に発売開始となります。現在のところではドコモのみでの取り扱いとなっております。ahamoのオンラインからも購入できるようになる見込みです。
Ace2はXPERIAの中ではエントリーモデルの位置づけでありまして、とてもリーズナブルな価格設定になっています。
その価格は一括購入価格で税込22,000円となっており、税込表示が義務化された後なので少しボケてしまいますが、本体は税抜で20,000円とXPERIAの最新機種がこの価格と言うのは、なかなかなの驚きプライス設定です。
では、そんなにリーズナブルなら、数多くの本体機能が(ハイエンドと比較して)削られている?のかと言えば、Ace2は5Gには非対応ですが、それ以外は現代スマホとしての機能は全て揃っていると言っても過言ではないほどです。
そこで、ドコモのオンラインショップ上でAce2を他のモデルと比較するサイトを利用し、次期ハイエンドモデルとなる【Xperia 1 III (SO-51B)】と比較してみます。
すると、ほんの数項目ぐらいしか違いがありません。
Ace2が次期ハイエンドモデルのXperia 1 III より勝る部分はありませんが、この比較表だけ見れば10万円を余裕で超えるハイエンドモデルの説明が難しくなってしまいます。
そこでドコモの公式サイトにある両モデルの仕様表を確認していきます。
Xperia Ace2とXperia 1 IIIの仕様表で比較
各モデルの仕様表の項目別に比較していっても、やはりここでもそれほどの違いしか確認することができません。
ハイエンドと比較すること自体がナンセンスな方法ではありますが、仕様表だけで比較してしまえば、ハイエンドもエントリーモデルでも最近はこれほどの違いしか無いということを見ていきます。
Ace2の仕様表にマーキングした部分だけが、Xperia 1 III の仕様表との違いの部分だけになります。それをまとめますと、これらの項目でしか仕様表の上ではハイエンドモデルと違いが見られないということになります。
仕様表からのAce2の特徴
- 4Gモデル
- CPUが【Hello P35】
- ディスプレイが5.5インチのHDプラス(液晶)
- ROMは4GB
- RAMは64GB
- カメラレンズは2つ
- ワイヤレス充電非対応
ハイエンドモデルとの比較でこの程度の違いなら、断然価格的に安価なAce2で十分ではないか?というように感じてくるものと思います。
バッテリーも次期ハイエンドと同じ容量の4500mAhと、長寿命を謳っており、特に現代スマートフォンとして不足している機能が省かれているわけでもなく、特殊なアプリ利用(高負荷ゲームなど)を除けば何ら不満なく利用できるスマートフォンです。
Ace2をお勧めできる方は?
Xperia Ace2はあくまでもXPERIAシリーズの中ではエントリーモデルの位置づけです。では、「どんな方にお勧めできるか?」といえば、スマートフォンとしての利用目的(機能)が、これらの項目が利用目的のメインというなら大変魅力的なモデルになります。
- 電話をする
- ニュース(インターネット)を見る
- LINEで連絡する
- 写真を撮る、送る
- 動画を視聴する
- 音楽を聞く
動画については、視聴するだけなら十分ですが、最近年配の方でもYoutubeにアップしたりすることを考えると、やはりCPUやメモリーの限界に直面しそうではあります。
Ace2には「現代スマホとして欲しい機能」は揃っており、ワイヤレス充電を除きスマホの基本機能は十分に利用できます。
現代スマホとしては必須の本体機能
- おサイフケータイ(NFC)
- 大容量バッテリー
- 無線接続(Wifi、Bluetooth)
- GPS
- 防水(・防塵)
- クイック認証(指紋認証)
- ※ワイヤレス充電は未搭載
Ace2は、年配の方に向けての「はじめてスマホ」としても非常にお勧めできるモデルとなっています。
但し、CPUやRAM容量はお世辞にも現代スマホとして十分とは言えず、世代で言えば高齢者か小学生に上がる前の園児までとしていた方が無難です。本体価格が安いからだけで手を出すと、スマホに求めることが多くなった後ではストレスに感じる可能性も十分にあります。
デザイン的にも優しい感覚を覚える、落ち着きのあるマット感でシンプルなスマホで、機種変更もそうそうしない方にも長期間(3年以上)にわたってご利用いただける、リーズナブルなエントリーモデルとなるのではないでしょうか。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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