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Xperia10IIIの採寸と取り込みが完了

CAD上のXperia 10 III

新型XPERIAの「Xperia 10 III」用の商品開発を行うためには、まずは実機から(Xperia 10 III)本体の寸法測定を行い、その後にCADデータへの変換(取り込み、または新規作成)が必要になります。

このデータに間違いがあれば、今後設計する全ての製品で影響が生じますので、とても大事な本体データとなります。
そのため、測定データとCADデータを何度も繰り返して確認、最後にCADデータと実機も最終比較する、慎重で繊細な作業が必要です。

これでようやく製品開発のスタート地点に立ったと言った状況です。

CADに取り込まれたXperia 10 III
デジタルデータ化された Xperia 10 III

取り込みデジタルデータにするのが目的です。
このデジタルデータというのは、いわゆるCAD用の設計元データになります。
この設計元データが、全ての開発商品の基準となり、これが最も重要なものになります。

そんなXperia 10 IIIを実機からではなく、完成した3DモデルのXperia 10 IIIから本体形状の詳細を確認していきます。

3D化されたXperia 10 III

3次元化したXperia 10 III
3次元化されたXperia 10 III

Xperia 10シリーズはアルマニアでは今まで商品開発を見送ってきましたので、Xperia10IIIを3次元化すること自体は10シリーズの中でも初めての作業になります。
とはいえ、商品化された歴代モデルの中で言えば、アルミバンパーが関係する外観部分のみでしたらXperia 5 IIのサイズ違いのようなものではあります。

XPERIAの場合は毎モデルごとにボディーサイズの変更があり、どのモデルもケース・カバー類にはほとんどの共通性がありません。
もう少しボディーだけは共通にしていただければ、生産調整も行いやすく、他にも関連する商品を増やしやすいのですが、半年から1年サイクルではなかなか手が付けられない面があります。

カメラの飛び出しが少ない背面側

CADに取り込まれたXperia 10 IIIの背面側
カメラの突起が低くて◎の印象

Xperia 10 IIIではカメラレンズ部分の飛び出し量が小さい(低い)ため、アルミバンパーも薄型化ができそうです。
一方、全体がラウンドした側面形状を持つため、バンパー内部のカーブ面と合わせるのは面倒になりそうなボディータイプとなります。

カメラはセンサーのレベルが違うとはいえ、3眼であっても1mmにも満たない(0.8mm程度)ほどの背面からの飛び出し量でありますので、邪魔に感じずXperia 10 IIIはかなりスマートな印象があります。

右側面のボタン周り

Xperia 10 IIIの右側ボタン周辺
googleアシスタントキーが追加されている

ヂスプレイのオンオフボタンが指紋認証機能を持ちつつも随分と小さくなった印象です。
また、ディスプレイボタンの下にある小さいボタンがGoogleアシスタントキーが、いよいよXperia 10 IIIにも搭載されました。

無難な5Gモデルで使いやすそう

画像は本体測定と並行して設計しておいたXperia 10 III 用のガラスフィルムと、完成した本体データとコンピュータ上で合わせて確認したところです。

Xperia 10 III は画面サイズも【6.0インチ】と現行【iPhone12の6.1インチ】とほとんど変わらない画面の大きさです。
価格的にもiPhone12よりも安価のため、アンドロイド機で5Gモデルの最新モデルと言う中ではかなり魅力的な選択肢のモデルになります。

Xperia 10 IIIはQi(ワイヤレス充電)には非対応のため、充電(USB-C)ケーブルを本体に直接差し込む有線充電が必須になります。

今後更に増えていくであろうワイヤレス充電には対応せず、時折邪魔にも感じるGoogleアシスタントキーが搭載されているのは(どちらかしか選択できないというものではありませんが非常に残念ではあります。

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