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フラップ式のマウスシールドを発売開始

マウスシールドが完成

一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)を除き、緊急事態宣言が全国的に解除され、人の動きが戻り始めます。これから、ワクチン接種が国民向けに開始されても当面は新型コロナウイルスへの感染対策としてのマスク着用は今後も欠かせません。

しかし、「マスク会食」として食べるときだけ外すような行為は面倒でしかなく、食事を味わうことも、楽しいはずの会話もままなりません。

時間要請を強いられる飲食店のためだけではなく、何より皆さんにコロナ禍でも外食や居酒屋での飲み会を楽しんでいただけるように「マスク会食の面倒さを解消したい」と、弊社クライアント様からマウスシールドの商品化要望(持ち込み企画)がございました。

そこで、弊社では早急に製品デザインに取り掛かり、商品化に向けて進めておりました。
この度、製品が完成しアルマニアストで販売を開始しました。

商品サイトが完成しています。

マウスシールドの商品ページ

商品名称「フラップ式らくらくマウスシールド」の商品紹介サイトはアルマニアサイト内にアップされており、既に閲覧可能となっております。製品の詳しい情報は商品サイトでご確認ください。

今後、利用シーンの画像や動画なども随時アップしていく予定です。

商品の主な特徴

  • 装着したまま飲食が可能になる飛沫低減マウスシールド
  • 機能を優先したミニマムなメガネフレームタイプの先進デザイン
  • 内蔵マグネットによってフラップアップを保持
  • 度付きメガネと併用して利用することも可能(度付きメガネの形状によります)
  • シールドの下げ忘れを防止するため視線の先に位置するフラップアップポジション
  • 固定感を強めて動きを抑え込むアジャスターを付属
  • メガネフレーム内側に鼻ズレを低減するクッション材
  • 相手の口の動きも読み取れるクリアなシールド
  • 全透明仕上げの「フルクリアー」と、半透明の「ハーフスモーク」の2種類
  • メガネバンドを装着できるサービスホールをアーム後方部に設置

少しでも気になる部分がありましたら、商品サイトも覗いてみてください!

マウスシールドの製作ヒストリー

本件の「企画から製品化に至るまでの歴史」といっても超短期間でしたが、振り返りの意味も含めてまとめて紹介しておきます。

当初は持ち込み企画案件

持ち込まれた企画サンプル
持ち込み企画のサンプル

持ち込まれた企画案の状態では単に「可動式のマウスシールド」でした。この時からメガネタイプではあったものの、シールドが可動するだけでは特徴面や利便性に欠けることもあり、セミオートでフラップする機能を提案し機能面として採用されたものです。

スピード勝負

第一次設計のマウスシールド
一次設計段階

持ち込まれた企画の概要に基づき、翌日には最初の叩き台となる概案設計を完成させて、クライアント様との打ち合わせを開始していました。この後、クライアント様のご要望と弊社からの提案も含めて修正を繰り返し、試作用の設計を済ませた時点で僅か3日でした。

この案件は昨年12月下旬の既に年末という時期に提案された企画ではありましたが、製品の概案設計をフィックスさせたのちに、試作→金型→生産→製品完成の順で、この間僅か2か月強で販売できる製品状態までを作り上げました。
短期的かつ”今”必要とされる製品でもあるため、これまでにないスピードでの作業となりました。

試作段階では可動部の破損が判明

素材割れを起こした試作品
嵌め込みで素材割れが生じた試作品

最初に完成した試作品段階では、数多くの問題が発覚しました。
商品のシールド部分とメガネ部分の連結は押し込んで嵌めてから外れないようにすることが設計意図となっておりましたが、挿入時に割れが生じることが発覚。

この点は想定内でもありましたが、時間が無かったこともあり素材の反発を利用した構造としていたものの、検証は設計上ではなく試作後の実物からの調整を予定していたものです。
そのため、この点は2次試作を行うこともなく可動部の角度から大きさなどの小さい設計変更のみで量産品の設計を完成させております。

その他にも内蔵磁石の磁力調整、シールドの重量調整など1次試作で分かった点を全て量産設計に反映させて、金型の製作を開始するまでに3週間ほどでした。

今では3Dプリンターも安価になりましたので、形を見るだけなら3Dプリンターでも十分な場合もありますが、製品が樹脂であれば生産方法を考慮した試作方法にしておかないと商品化までのスピードが落ち込みます。そのため、画像の試作品は3Dプリンターで製作されたものでもありません。(金型での製作でもありません)

最終デザイン

最終調整段階のイメージ
大きさや位置調整を重点に行う

1次試作の段階で、実際に使用できるほどの状態までに仕上げておりましたので、そこから変更点を洗い出し、全てを反映させて量産用の最終設計を完了させています。

シールドの大きさや可動位置も調整が入り、修正や追加点は20箇所以上に及んでいたと記憶しています。これは試作品の段階で完成度が高く確認できる方法だったからこそ数多くの問題点に気付けるものであり、より良い製品造りには欠かせない作業です。

販売はアルマニアストアで行います。

アルマニアストアのトップページ
販売はアルマニアストアにて

本マウスシールドは弊社にとってはクライアント案件であり、本来は弊社(アルマニア)で販売するものではありませんが、全ての優先されることが「時間(スピード)」ということもあり、環境が整っている弊社での販売サイト(アルマニアストア)を利用した販売という形になりました。

そのため、弊社で設計生産している限りアルマニア製品とも言えますが、その他ジャンルに属し、期間限定的な取り扱い製品になる予定でおります。

アルマニアストアのトップページから購入できるページに飛びやすいようにスライドバナーと、固定バナーを左上に設置しております。

本日から販売開始です。

アルマニアストでの販売ページ
「カートに入れる」からお求めいただけます。

全ての販売開始の準備が整いましたので、いきなりですが、本日からの販売開始です。今回発売開始となるのはメガネ部分がハーフクリアー(半透明仕上げ)のみになります。3月下旬には全透明化したオールクリアーバージョンが販売開始予定となります。

フルクリアー仕様は3月下旬発売開始予定です。

表面仕上げ違いの2種類

  • フルクリアー仕上げ(2102-FSG1-CL)※3月下旬発売開始予定
  • 半透明仕上げ(2102-FSG1-HC)

当インフォメーション記事をご覧になるお客様のほとんどは、マウスシールドを目当てにご覧になっている方々ではありませんが、このような製品もあったなぁということを、頭の片隅に置いていただけたら幸いです。

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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
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