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PCとスマホの夏場の熱対策参考に

PCスマホのヒートマップ

まもなく全国的に念願の「梅雨明け」が広まり、本格的な夏が始まる時期となりました。

本年度の夏が例年に比べてどうなるかは予想できませんが、温暖化による気候変動は、最近の大きな災害からも読み取れるように決して良い方向に進んでいないことは確かです。

テレワーク、リモートワークなどで在宅勤務が増え、パソコンやスマホを今まで以上に昼間も利用することが多くなりました。そこで、これからの夏本番に向けてパソコンとスマホの熱対策も頭に入れておく必要があるかもしれません。

梅雨明けの夏対策
いよいよ梅雨明け

電子機器はもちろん端末ごとに精一杯の熱対策(設計)を行っているものの、やはり端末を構成する上では物理的な限界があります。
異常に熱が上昇すれば、センサーとプログラムによって、自ら停止またはパフォーマンスを落として温度が下がるまで待ちますので、いきなり故障することはほとんど心配ありません。

しかし、これが仕事中であったり、通話中などにPCやスマホが突然停止されても困ります。
ZOOMなどを利用したテレビ会議や授業中だったら、一人止まった画像が他の方へ延々と表示され少し恥ずかしい状況になるかもしれません。

そんなトラブルを防ぐためにも、端末自身の熱を下げるための物理的な冷却アイテムを利用することが効果的です。

様々なPCやスマホの冷却アイテムがあるので、それは調べていただければすぐに出てきますので割愛しますが、
その前に、端末の熱がどのように分布しているのか、どこが熱くなるのか把握しておいたほうが、冷却アイテム選びが楽になるかもしれません。

ノートPCの熱分布

MacoBookのヒートマップです。こちらは充電ケーブルを接続した状態で使用しているときのサーモグラフィで見た熱分布で、赤い(白)が最も熱くなっている部分です。

ノートパソコンの熱分布
ノートパソコンの熱分布

モニターとキーボードの周辺が特に熱を持っていることが分かります。この辺りを積極的に冷やせるアイテムを選ぶと効果が高いことになります。

PCは内部にファンを持つものも多く、筐体もスマホに比べれば厚くて大きいので夏場の直射日光下や仮に車内などに放置してもスマホに比べれば耐久性は高いので安心です。

スマホの熱分布

左が充電中の状態(XPERIA 1Ⅱ)、右がアイドリング状態です。
スマホの場合は充電ケーブルが接続された周辺バッテリーが特に温度上昇するエリアになりやすいです。
しかし、物理的な小ささがあるため、全体が熱くなり、緑(温度が低い)部分は見えないことから分かるように、スマホ全体で放熱することになります。

スマホの熱分布
スマホの熱分布

スマホの場合は手に持ちますので、火傷するような温度まで自ら上昇することはありません(その前には停止してしまいます。)

夏場は特にスマホを放置する場所に注意

スマホは屋内や使用中は様々な機能が働き、内部から発する熱で劣化や破損の心配はありません。
いかし、直射日光があたる場所自動車のダッシュボードに置きっぱなしなど、スマホ自身が自ら温度調整できないような、外部からの熱に対しては特に注意しなければなりません。

外部熱はスマホの様々な部分に劣化を与えます。またバッテリーにも異常に外部熱がかかり危険な状態を招きますので特に注意しましょう。

特に自動車のダッシュボード上に放置することが危険

スマホを車内に放置

スマホスタンドを利用している場合などで、ついついスマホを車内に置き忘れてしまう方は少ないとはいえ、置き忘れてしまう可能性はあります。

特に閉め切った夏場の車室内の温度は異常なほどに高温になります。ダッシュボード上では80度を超えるほどです。エンジンを停止した後の車内温度はエンジン熱で更に上がる可能性があります。
この温度は
スマホの場合は、場合によっては内部のパッキンや樹脂部品を変形させるほどに及ぶこともあります。

そのため、とにかく夏場は日陰だったとしても、スマホをダッシュボード上に放置することだけでなく、そもそも車内にスマホを残しておく(置いておく)ことはやめましょう。

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