スマホに装着できないストラップアクセサリーのために、ほとんどのスマホで利用できるようなストラップ専用フックとなる、「ストラップフック(仮称)」は試作品が完成するまでの段階になっています。
こちらを製品化する上では、設計上だけでは処理できない部分が多数あるため、実サンプルを利用した実機での確認が必要となってきます。既にこちらは4次試作まで進んだものです。
しかしながら、現状では試作品での確認上良い結果が得られていません。こちらの画像の試作品は、構造や強度の確認用サンプルとなっており、最終的な商品となればデザインも変わります。ただ、それ以前の問題点があり、それらがクリアにならないと製品化に進めなく、現状では暗礁に乗り上げた状態になっています。
当初設計の単品イラスト
設計当初から設計上で何度か変更された一次試作製作前のイラストです。
構造的には現状のサンプルと同様な手法になって、生産方法もまとまってはいましたが、実用に耐えない状態であったことは、実サンプルで確認するまでは予想できなかったことになります。
4次サンプル
その後、修正と再試作を繰り返し、4次試作の状態です。構造上は8割方完了し最終的な製品設計する前の段階までにはなっています。
可動部や装着などは良好な状態で構造的には確定できていますが、製品とする場合の改良すべき点や検討する案件が幾つもあります。
それらの改善案と反映にはしばらく時間を要するため、こちらの製品化は一旦保留状態となりました。
ストラップの紐を通す部分をフックと呼んでいますが、このフック部分は金型を新作して曲げています。こちらのフック部分は他の製品にも転用できますので、今回の製品ではない、将来的な別の商品で利用される可能性も高くなっております。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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