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パスの種類と使い方 ノギスが届かないときに利用

パスの種類

INFO CATEGORY DIY (ものづくり)

ノギスの補助に使用する内パス

ノギスと一緒に使用しないとほとんど役に立たない、測定工具の補助的な役割となる「パス(外パス、内パス、片パス)の種類と使い方」について解説していきます。パスは、キャリパーツールと呼ばれることもあります。

パスの特徴

コンパスのように2本の刺し部分が支点の中心で結合されており、支点から広げて対象物に当てて使用します。
広げるときには勝手に広がらないよう適度な硬さを持っています。カシメ式で十分ですが調整式やロック式もあります。

内パスの部品
コンパスのように広げて使用します。

外パスと内パスは主にノギスのジョウ(測定するところ)の長さが届かない部分の測定に活躍します。
片パスはケガキ用です。測定には用いません。

そのため、測定用の外パスと内パスで寸法値を測定したい場合は、必ずノギスとセットで利用します。

パスの種類

パスには主に外パス(丸パス)、内パス(穴パス)、片パスの3種類があります。
パスは鉄製のものがほとんどですので、放置していると錆びてしまうものが多いです。使用後はオイルを塗ってあげてください。

  • 外パス(丸パス)/測定用
  • 内パス(穴パス)/測定用
  • 片パス /ケガキ用
パスの種類
画像右が開いた状態

左が収納時、右が開いたときです。この開いたときに逆に開けば逆にも利用できないことはないので、「内パスは逆に開けば外パス」(外パスも同じ)とも言えますが、先端に対象物から外す時(引き出す時)に適した角度を持っていますので、専用品ではあります。

パスの使い方

3種類のパスの使い方と利用方法です。あくまでも一例になるので「必ずこの時にこうやって利用しなければならない」わけではありません。
自由に組み合わせても利用するのがパスです。なお、パスには大きさも形状も様々ではありますが、ここでは代表するパスの3種類で解説しています。

外パス

ノギスの外側ジョウでは届かない大きなパイプなどには有効です。手で持てるようなものでしたら大抵はノギスで外側は測れますので、まず利用シーンの少ないパスとも言えます。

外パスの使い方
外パスの利用例

内パス

内パス(ウチパス)は、パスの中では最も利用されやすいタイプではないでしょうか。使用例では2段目の内径を測定したい場合に利用しています。
この場合は完全にノギスの内側ジョウでは届きませんので、内パスを入れて広げて内径をコピーするような感覚で使用します。
なお、入口出口(1段目と3段目)はノギスで測れます。

内パスの使い方
内パスの利用例

片パス

片パス(カタパス)は測定パスの種類の中には入るのですが、測定の補助ではなく、用途はケガキ用です。外の端面にパスの曲がった先端を当てて、ケガキ針側を押し当ててケガキ線を入れることができます。

片パスの使い方
片パスの利用例

パスの測定手順

測定用のパスは内パスと外パスです。測定用パスはノギスで測定値を読み取りますので、必ずノギスを用意してください。

  1. 測定物に内・外パスをあてて広げる、閉じる
  2. パスを外して測定対象から外してパスの先端距離をノギスで測る
  3. ノギスの数値を読み取る
パスの測定はノギスで数値を読み取る
測定対象から外したパスの先端をノギスで測る

パスで測定する方法は本当に原始的です。 それでもノギスでは測定できない時に役立ちます。また、精度を大きく問わない場合の板金加工などでは活躍しやすいものです。

パスで測定した場合の精度

また、パスの測定物の当て方次第で数値は変わります。ほとんど精度は期待できません。またノギスで測る際にもノギスの当て方で数値が変わるので、その精度は少し懐疑的にもなってきますが、経験上は±0.2㎜以内には収まります。

大きいものになればなるほど精度は悪くなりますし、パスの当て方も工夫しないと精度は悪くなっていきますので、注意が必要です。

まとめ

  • 外パス・内パスは測定用でノギスが届かない時に利用する
  • 片パスはケガキ用
  • パスを使用した場合の測定値は誤差が大きくなる
  • 0.1㎜以下の精度を求める場合は利用しない、精度はない。
  • パスの先端距離をノギスで読み取る
  • あれば便利だが利用するシーンは限りなく低い
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