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プラスとマイナスドライバーの番手別JIS寸法

ドライバーの詳細寸法

ご家庭の中で最も身近なDIY工具として挙げられるのは、やはり【マイナスドライバー】と【プラスドライバー】になってきます。

これらのドライバーにはサイズ(番手)があり、時々「手元の工具ではネジの頭の溝に入らない!」といったこともあろうかと思います。こういった場合は手元のドライバーよりも大きいか小さいサイズを選ぶことになります。

ドライバーの番手別の大きさ違い
番手によって先端の大きさも違います

一般的に利用されるドライバーは番手で呼ぶことが多く、例えば工具セットでも1~3番までが揃っていることが多いです。この番号は数字が大きくなるにつれて先端のプラスやマイナス部分が大きくなっていきます。

この番号(番手)について、JIS規格ではプラスドライバーには番手が規定されていますが、マイナスドライバー(ねじ回し-すりわり付きねじ用)には番手でのJIS規定がありません。

しかし、工具メーカーではマイナスドライバーにもプラスドライバーと同じように考え、マイナスドライバーにも同じように番手を振っています。
番手は各ドライバーの軸(金属部)の長さによってプラスドライバーと同じように割り振られています。

ここでは、そんなプラスドライバーとマイナスドライバーの番手と先端のJIS規格での詳細寸法について紹介しています。

プラスドライバーの番手と先端サイズ

プラスドライバーの番手違い見分け
長さでも番手が分かります

番手の見分け方としては、JIS規格ではドライバーの金属部分の長さで分けられていますので、長さを測れば番手が分かります。

  • 1番=75mm
  • 2番=100mm
  • 3番=150mm

上記の長さで判断する方法はあくまでもJIS規格に沿って作られたドライバーに対するものであり、実際に身近にあるドライバーの長さは用途に応じて自由に作られていますので、長さだけで先端の番手を判別するのは正確ではありません。

次にプラスドライバーのJIS規格で決められている先端の詳細サイズは以下の通りです。

先端の詳細寸法(プラス)

プラスドライバーの詳細寸法
JIS規格のプラスドライバ―(H形)先端規格サイズ
プラスドライバー(H形) 1番 2番 3番 4番
軸径 5 6 8 9
L長さ(mm) 75 100 150 200
プラス b e g l α β
1番 1.001 0.513 1.270 2.5 138°
2番 1.539 1.102 2.286 3.7 5°45’ 140°
3番 2.497 2.098 3.810 5.2 5°45’ 146°
4番 3.574 2.738 5.080 7.6 153°

プラスドライバーの場合は、単に十字になっているだけでは円滑にネジ側の穴に刺さりませんし、回すことも困難なため細かい寸法規定があります。

マイナスドライバーの番手と先端サイズ

マイナスドライバーの番手を見分ける方法はプラスドライバーに同じく長さで分かれていますので、長さが分かれば番手は分かります。

マイナスドライバーの番手違い見分け
長さで番手が分かります
  • 1番=75mm(先端厚0.7mm)
  • 2番=100mm(先端厚0.8mm)
  • 3番=150mm(先端厚1.0mm)

上記の長さで判断する方法はあくまでもJIS規格に沿って作られたドライバーに対するものであり、実際に身近にあるドライバーの長さは用途に応じて自由に作られていますので、長さだけで先端の番手を判別するのは正確ではありません。

マイナスドライバーの場合は、この1~3番といった番号は何で分かれているかというと、「相手ネジのネジ部の直径(呼び)サイズに対して」となるため、長さで分かれるというのも、JIS規格では番手では厳密に分かれてません。

マイナスドライバーとしての規格はJIS規格(B4609)で規定されていますが、番号でのJIS規定はありません。一方、プラスドライバーはJIS規格(B4633)「十字ねじ回し)で、番手規定があります。

そこで、マイナスドライバーの番手に対する、JIS規格での表を一覧にまとめています。

先端の詳細寸法(マイナス)

マイナスドライバーの詳細寸法
番手別マイナスドライバーの先端サイズ
対応ドライバー 0番 1番 2番 3番 4番
ネジ径(mm) 1.6~2 2~2.9 3~5 5.5~7 7.5~
L長さ(mm) 75 100 150 200
ドライバー 呼び
先端幅×長さ
長さ 先端厚 先端幅 D:軸径
L(mm) H(mm) W(mm) 強力 一般
4.5×50 50 0.6 4.5 5.0 5.0
5.5×75 75 (1番) 0.7 5.5 5.5 5.0
6×100 100 (2番) 0.8 6 6 5.5
7×125 125 0.9 7 7 6
8×150 150 (3番) 1.0 8 8 7
9×200 200 (4番) 1.1 9 9 8
10×250 250 1.2 10 9 8
10×300 300 1.2 10 9 8

各部寸法の説明

  • Lはマイナスドライバーの軸部分の長さ(グリップは除く)
  • Dはマイナスドライバーの軸直径(強力級と普通級で異なります。)
  • Hは先端の厚み
  • Wは先端の幅

マイナスドライバーの番手は長さ別だけで決められており、先端の大きさは大した違いではないのですが「先端の厚み」が違うために、対応するネジ頭の溝に入らない、大きすぎるといったことがおきやすくなっています。

  • マイナスドライバーの番手は使用するネジ径で分けている
  • JIS規格は軸の長さと幅を「呼び」としている

ゆえに、マイナスドライバーの場合は、番手から先端サイズも紐づいてJIS規格としての詳細寸法は導き出すことで詳細サイズが分かります。

ご家庭では精密ドライバーも用意しておきましょう

プラス・マイナスドライバーは1番から3番まで揃っていればほとんどのネジを回すことはできますが、電子部品は更に小さいねじを利用していることが多く、精密ドライバーでなければ回すことが出来ない場面が発生します。

ドライバ―セットの中で小さい1番を合わせてもネジ溝に入らない場合は、無理に回さず、更に小型の精密ドライバーを利用しましょう。

精密ドライバーでなければ入らない
通常のドライバーでは溝の大きさが合わない電子機器

特に電子機器や腕時計などには超小型のネジが利用されており、ボタン(コイン)電池の交換方法でも、まだまだネジを外してから交換しなければならない機器も多いです。
せっかく交換用電池はあるのに、(ネジを回せず)開くことができなければ何もできない状況に陥ってしまいます。

安価になった精密ドライバー
100円ショップのセット品で十分です。

今や精密ドライバーもこのようなセット品でも100円ショップで購入できる代物です。
最低でもご家庭に揃えておけば安心できる、推奨するドライバーの種類としては、以下のようになります。

  • 1、2,3番の「プラスドライバー」
  • 1,2,3番の「マイナスドライバー」
  • 精密ドライバーセット(6本組)

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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
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