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2016年 3月 3日

ボール盤(穴空け)の回転数

DIY(ものづくり)

ボール盤で使用するドリル直径ごとの回転数目安

穴を空けるためには『ドリル』を使用することが一般的です。なにより加工の最初の段階で行われることが多いですし、穴が無ければ始まらないといったことも多いですね。

ボール盤で穴を空ける

穴空けをする機械といえば「電動ドリル」や「卓上ボール盤」が頭に浮かぶと思います。この(卓上)ボール盤で穴を空ける際に、回転数をどれにしたらいいの?ということで、ボール盤の回転数についてご紹介です。

ただ、穴が空けば良い!という結果だけで言えば回転数は気にすることはありません。

何度も同じ穴を空ける場合や綺麗な断面の穴を空けたい場合は、ドリルの直径に合った回転数を設定しておきたいものです。

ボール盤のベルト位置による回転数表

こちらは卓上型ボール盤の回転数切替表です。5段階で変更でき、頭のベルトの位置を変えて回転数が変わります。

よく使われる直径6mmのドリルでしたら、600~1,000rpm程度が目安になります。
直径12mmのドリルでしたら、600rpm以下が目安ですが、ここでは最遅の回転数になってしまいます。
直径2mm未満などは2,000rpmはほしいところです。

ボール盤のドリル回転数(目安)

ボール盤でのドリル径に対して目安の回転数です。(金属に穴を開ける場合)
送りはハンドルで、ゆっくりと押して戻してと、何度も繰り返して慎重に空けます。
薄板(厚み3mm未満)に穴を空ける際には、ドリルも先端形状がフラットな薄板用を使用することをお勧めします。
ドリル直径回転数(対象は金属)
1mm1,500~2,000rpm
3mm1,000~1,500rpm
6mm600~1,000rpm
10mm400~600rpm
13mm300~500rpm

送り速度について

ドリルの種類や加工対象物でも大きく変わりますが、 ボール盤の場合ドリルの直径で回転数は固定してしまい、ハンドルでドリルを押し込んで戻すという作業を何度も繰り返します。「少し押し当てては離すを繰り返す」ことで送り速度を調整します。(異音が強くなったり、回転数が落ちる場合は押し当てすぎです)

正確には計算式で適正な送りと回転数の数値は求められますが、卓上ボール盤の場合は回転数が3~5段階ほどしか選べませんので、厚みのある金属穴空け時には以下のイメージで回転数を決めてください。

直径6mmで1,000rpmを基準に『ドリルが太くなれば遅くし、細くなれば回転数を上げる』という程度で考えておけば良いと思います。

また、一般的な卓上ボール盤にはドリル直径が13mmまでしかシャンク(掴む部分)に入りませんが、先だけを太くしてある直径30mmなどの大径ドリルを使うようでしたら、回転数を落として(300rm以下で回して)ドリルにトルク(チカラ)をかけ、ゆっくり空けていきます。

なお、上記は加工対象物が(鉄)鋼材の場合の目安になっています。アルミや真鍮、木材などは回転数は1段(+200回転)上げるくらいが適切です。柔らかい=回転数を上げる

ボール盤の回転数の変更方法はこちらを参考にしてください。

まとめ

  • ボール盤の回転数は大抵4種類ほどしか選べないため、加工対象が厚みのある金属でない限り、一か所空けるだけなら何でも良い。
  • どんな回転数でも穴は空きます。レバーでの送り速度で調整
  • 切り子が詰まらないように、レバーの上げ下げを繰り返すこと。
  • ドリル径6㎜で1,000回転を上限として、対象が硬い(厚い)は下げる。
  • ドリル径が太くなれば回転数は下げる。

センタードリルを忘れずに!

別記事の『穴あけ前の下穴加工センタードリル』も併せてご覧ください。

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