アルマイトの上に印字しています。
試し打ちでバンパーに印字しているロゴ+テキストを行っているところです。
バンパーの幅はとても狭いので文字の大きさなど実際に試してみないと読めるか分からないこともあります。文字の大きさは高さで1mm程度しかありませんが、レーザーであればかなり精彩に印字が可能です。
ただし、レーザー機材の出力性能や方法によっても限られてきます。 レーザーマーキングやレーザー彫刻とも呼びますが、印字する場合のレーザー加工では、その対象物の表面を削っています。そのため、印刷とは全く異なります。
レーザー印字の色はアルミでは白になる
このレーザーで印字する方法というのは、要するに表面を削っています。そのため、白く見えているのはアルミ素材の素地色でもあります。
素材の色とはアルミの銀色ではなく、加工後の部分は超微細な凹凸加工が施された状態です。そのため光の反射が大きくなり色としてはアルミの場合は白く見えてきます。
素材によって完成するレーザーマーキングの色は異なってきます。
レーザー自体は鏡のような反射面でなければ多くの素材に利用できますが、素材によって完成する色は異なってきます。素材ごとのイメージでは以下のような方向になりやすいです。
- ステンレス : 茶色
- 皮 : 素材より暗く濃くなった色
- プラスチック : 素材より暗く濃くなった色
レーザー刻印やレーザーマーキング、レーザー彫刻など、様々な呼び方をされますが、色を乗せる印刷とは方法が異なりますので、加工後の色は素材によって同じになります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2019/11/22
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