現代の端末機は磁力を利用した部品を数多く搭載しております、しかしほとんどの携帯端末や小型機器は簡単には分解できないことが多くなってきております。
スマホやパソコンをはじめ、クレジットカードやSuicaなどの乗車券にも、その内部には磁性部品が組み込まれています。ネオジムなどに上げられる超強力磁石のおかげで磁性部品はフェライト磁石から移行して、超小型化が実現されて数多くの機器に搭載されています。
ネオジムとは
磁束密度が高く、非常に強い磁力を持っている。磁気の強さにはN24からN54まで(理論上はN64まで)の等級付けがされる。Nの後の数字は磁気の強さを表している。数cmの大きさでも10kgf以上の吸着力があるため、扱う際には指を挟まないよう手袋をするなどの必要がある。
Wikipediaより抜粋
そんな磁性のある部品を外部から探ることができる、便利な「マグネットビュアー」(正式名称は不明)を使って、磁性部品の形や位置を実際にどのように見えるか探っていきます。
普段は見れない磁石の位置や形状が印影として現れます。
電子部品の内部に組み込まれた磁石や磁性のある部品は機器を分解しない限り、外からでは確認できません。この画像の緑のシートを使いますと、どこにどんな大きさの磁石が入っているか確認できます。
あくまでも簡易的ではありますが、その個体が磁石性部品なのかという点でも活躍してくれます。
手帳型フリップケースの磁性を探る
画像の4か所に四角い形が黒く見えます。これが磁石個体となっており、このフリップケース内部表面側には4個の長方形の磁石が組み込まれています。
蓋を閉めてサイドからのロック用と、蓋を閉めていることを本体に検知させるようの2つの機能用に配置されているように思われます。
スマホの磁性部品を探る
スマートフォン(ここではiPhone8PLUS)にこのシートを使ってみますと、カメラの横の中心上部に丸い磁性のある部品が組み込まれていることが確認できます。
まとめ
緑のシートに磁石部分が印影として写し出されるため、その形からも何の部品か予想もできます。
夏休みが過ぎてしまっていますが、お子様の自由研究などに使うと面白かったかもしれません。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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