アルミ部品の表面仕上げ(色付け方法)となる「アルマイト」では、単色しかできないと思われがちですが、一つの部品内にアルマイトで異なる2色や3色化を加工することができます。
この多色を行う方法として、一般的な塗装方法で行う、「マスキング」でも実現はできますが、完全に綺麗な多色アルマイト化する場合の方法は別の方法になります。
しかしながら、手間と商品性の面では個々の部品ごとに単色でアルマイトしたパーツに分けて、複合(結合)させて複色化を実現するほうがコスト的に安くなりやすい実情があります。
単品部品を個々にアルマイトを多色化して複色化とするか、部品の組み合わせで複色化するかは設計段階で検討して行きます。
画像の上に乗っているバンパーはブラックとレッドのアルマイトで2色化されているものです。
このような多色アルマイトでありますと、単純にアルマイト工程も2回必要になりますのでコストは大きく上がってしまいますし、(レッドの)彩度が低くなってい、商品性が欠けてしまう点も問題になります。
(彩度を上げるには技術面で改善はできます)
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2018/06/06
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