今日は、鍛造(たんぞう)金型の紹介です。先日、鋳造(ちゅうぞう)型を紹介させていただいたトヨタの博物館で見られるものです。部品としてはクランクのコンロッド部分のミニチュア版ですが、ちょうど各種金型の下にその工程を踏んだ状態の部品も見れますので順番が大変分かりやすいと思います。
右から順に、3種類の型を使っています。この場合では呼称はことなりますが簡単に言えば、「粗成形」→「仕上げ成形」→「カット」の工程となります。コンロッド部品のため、高強度が要求され成形の前に材料を熱してからつぶしにかかる熱間鍛造となります。
こちらはミニチュア版なので、実際の自動車コンロッド部品となればプレス機の力は200tほどは必要じゃないかと思います。
プレス機は50tクラスで人の背丈ちょっと上くらいですが、200tともなれば2~3倍くらいの高さになり圧巻の大きさです。桁が違いますが2000tクラスは本当の意味でケタ違いの大きさです。興味のある方はググってみてください!
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
posted by
alumania 2013/09/04
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