主にトヨタ車の50プリウス、カローラやクラウンなどのスマートキーでご利用いただける「スマートキーバンパー」(TP1)は2018年にリリースを開始させていただいており、長年に渡ってご利用いただいております。
しかしながら、現行のトヨタ車主要モデルには対応しておりません。
現行(2023年時点)のスマートキーに装着できるバンパー対応商品については、数多くのご要望をいただいておりましたが、新型スマートフォンモデルの対応が優先されてしまい、なかなか着手できずにはおりました。
この度(2023年)、60系の新型プリウスが発表となり、スマートキーのタイプ(形状)が明らかにもなったことで、60プリウスを主軸としたトヨタ車新型対応スマートキーバンパーの開発に着手致します。
別記事(トヨタ車スマートキーの交換用電池違いに注意)でもお知らせしたように、このタイプの純正スマートキーは正面側のデザインは同じですが、合計では3種類ありまして、LED穴がありかなしか、背面側の加飾ありかなしかで仕様が異なります。(内部基板も異なります)
その中でも開発中のスマートキーバンパーに関係するのは、背面側に【加飾(車名ロゴ)のなし・あり】で分けることができます。
今後開発予定のスマートキーバンパーは、こちらの2タイプ(加飾ありでも無しでも)共通でご利用いただけるように設計を検討しております。
この2タイプに対応できるようになりますと、数多くの車種に対応することもできますので、どちらでも対応する共通性のある商品に仕上げる予定です。
薄型(背面側に加飾無し)が使用される代表車種
(加飾なし)の代表車種
- 10系ヤリス
- 10系シエンタ
- 60系プリウス
対応車種は他にもございます。記載車種でもグレードによってはスマートキー形状が異なり対応しません。
背面がフラットな加飾なしの仕様は車格的にコンパクトクラスや普通車クラスに採用されやすいタイプとなっています。
厚型(背面側に加飾あり)が使用される代表車種
(加飾あり)の代表車種
- 30系アルファード/ヴェルファイア
- 80系ハリアー
- 35系クラウンクロスオーバー
- GRヤリス
- 60系プリウス
対応車種は他にもございます。記載車種でもグレードによってはスマートキー形状が異なり対応しない場合があります。
背面に車名ロゴが入った加飾仕様は車格的にミドル以上のSUVや高級車クラスで採用されやすいタイプとなっています。
背面側の加飾あり・なしでは厚みが違う
この2つのスマートキー(加飾ありとなし)を個別にスキャンして3D化した状態がこちらになります。
この2つのスマートキーを重心位置で重ね合わせると、背面の膨らみから加飾ありの方(紫部分)が緑の膨らみから更に膨らんでいる(飛び出している)状態が確認できます。
基本的な外形形状のアウトライン(最も外側の表面)は重なっているため、緑と紫の色が交互に映っています。
これはその領域は全く同じであることを意味していますので、一部を工夫すれば共通化が可能になりやすいです。
アルミフルビレットを活かしたデザインへ
商品設計を開始する前の準備段階の要である、純正スマートキーの3D化が完了したところで、トヨタの現行モデル対応のスマートキーバンパーの商品設計を開始しております。
定評のある現行スマートキーバンパー(TP1)から大きく変更することは考えておりませんが、この2タイプ(加飾あり・なし)への対応とするため、少々難易度が高まります。
また、こちらの純正スマートキーの全体意匠(デザイン)としては、以前のスマートキー(TP1)とは異なり、正面が「ボタン側」となります。
(以前のタイプはボタン側と加飾側とに分けられる)
加飾ありの方は車名ロゴが背面にありますので、その面を活かして魅せるようにしたいとは思っています。
とはいえ、現時点で商品デザイン構想中の状況ではございますので、今後設計が完了してからの試作、実機合わせなど、生産に入る前の段階で数多くの工程がございます。
現時点で発売開始時期の目途は立っておりませんので予めご承知おきください。
今後の進捗状況は当インフォメーションにて適時お知らせして参ります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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