iPhone12シリーズにHGレンズプロテクターが登場
先行して販売開始されておりました、カメラレンズの突起部分を保護するレンズプロテクターのスタンダードタイプに続き、「HG(ハイグレード)仕様のレンズプロテクター」がiPhone12の4モデル別でアルマニアストアに登場です。
2種類も必要か?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますので、これらの違いを解説して参ります。
HGとSTDの違い
この仕様の主な違いは、 「カスタム感を味わえるか=HG」 「本体に馴染ませるか=STD」の違いが趣旨となって2つの仕様に分かれております。
以下にハイグレード(HG)タイプとスタンダード(STD)タイプの主な特徴をまとめています。どちらもアルミ削り出し品であり、両面テープでの接着です。目的が異なることで製造工程も全く異なってきます。
ハイグレードタイプ(HG)の特徴
- 表面はヘアライン(切削)仕上
- アルミバンパーと同等の色名カラー
- ダイヤモンドカットによる輪郭鏡面仕上げ
- 精度を高めてレンズとのクリアランスを極限まで詰めている装着感
スタンダードタイプ(STD)の特徴
- 表面はブラスト仕上げ(無数の凸凹仕上げ)
- 本体色に近づけたカラー設定で本体色基準
- 装着後の違和感を感じさせない一体感で目立たない
アルミ製品の場合、物体として構成する要素は主に「色(アルマイト)」「表面仕上げ」「(製造方法)」の3っつとなり、それぞれに商品の見た目や質感が異なってきます。それらの違いと掛け合わせによって微妙にアルミ製品の違いがあります。これは商品画像からだけではほとんど分からない部分で実物を手にした時に初めて感じられる部分でもあります。
STDに比べハイグレード(HG)タイプは生産工程が増え、歩留まりも悪くなります。その分の仕上がりは製品単体では削り出しの精細さが感じられる切削仕上げが付加価値となります。
一方、スタンダードタイプは比較すると大変シンプルに見えてくるのですが、機能性が優先された装着感を感じさせない製品としては最適です。
表面仕上げの違い
画像からはまだ違いが分かりにくいので、各種端末で拡大して見ていただければ分かるかと思います。
STDは表面がザラザラ面(ブラスト仕上げ)となっており、HGはヘアラインという無数の線が見える高級感を演出する仕上がりです。
このSTDの「ブラスト仕上げ」はショットピーニングとも呼ばれ、ガラスビーズなどいわゆる「砂」を噴射して製品表面に当てて、表面を均一化します。
この作業である程度の製造時に付いた表面傷も消すことができるため、圧倒的に歩留まりは高くなりコストダウンにつながります。ただし、切削感は一切なくなり、角部も垂れてしまうため、製品としての「アルミビレット感」はなくなります。
HGタイプは3色設定です。
iPhone12とmini,Pro,Pro Maxの合計4モデル共に、「ブラック(Pro系はガンメタ)」と「シルバー」と「レッド」の基本3色設定です。
STDタイプは本体色に合わせるため、本体カラーと同じ色数になっています。
iPhone12とminiのカラーラインナップ(HG)
- ブラック
- シルバー
- レッド
iPhone12とMiniはアルミボディーのため、本体色の色味がハッキリとしており、アルミバンパーの中でも人気の3色をピックアップしています。
iPhone12ProとMaxのカラーラインナップ(HG)
- ガンメタル
- シルバー
- レッド
ProとMaxはクロームメッキ仕上げのボディーで黒系のカラーが「グラファイト」となり、黒みが大変弱いため、ボディーカラーに少し近づけるためにレンズプロテクター(HG)はガンメタルとしています。
HGとSTD、カラー構成一覧
モデルで4種類、タイプで2種類、個別のカラーで掛け合わせると全体では30種類にもなってしまい、少し弊社でも混乱しがちです。商品ページにも記載しておりますが、アルマニアのレンズプロテクター構成図としてはこのようになります。
いずれも、iPhone12のレンズ部分は全てのモデルで異なり互換性はありません。そのため確実にモデルが間違えば装着できませんので、ご注文時はモデル名に気を付けてダブルチェックするほど慎重に選択するようお願いいたします。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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