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iPhone12ProのMagSafe用磁性体

iPhone12本体内蔵磁性体

INFO CATEGORY iPhone12/Pro/MAX/Mini

iPhone12シリーズの新たな機能となる「MagSafe」に対して、本体内に組み込まれる磁性体を調べるため、マグネットビューア―を用いて陰影を確認してみました。

このMagSafe機能は主にワイヤレス充電用でもありますが、磁石の力でアクセサリーケース類も装着できるようになりました。MagSafe充電器には内部に磁石を持っています。(磁石の一部分をカットして広げた状態)

MagSafe充電器を分解したところ
MagSafe充電器の磁石

これを実現するには本体内に磁石に反応する金属類または磁石そのものが必要になりますので、本体にMagSafe用に磁性体を持つかどうかを、磁石に反応して陰影を映し出すマグネットビューアで確認してみます。

iPhone12シリーズの本体内蔵の磁性体を確認してみた

マグネットビューアーが50mm角の小さいものしかなかったため、画像はつなぎ合わせた合成画像になります。

iPhone12内蔵の磁性体を確認する
濃い色になっている陰影が磁性体です。

マグネットビューアは磁性体に対して濃い色になります。砂鉄の原理と同じです。
すると、appleの林檎マークあたりを中心とした円の陰影が見えます。それから回転方向の抑制用に中心に3本の磁性体も見えます。

どの程度の磁力があるのか?MAGBASEで確認してみた

正確にその部分だけの磁力を数値測定するような測定器は無いため、アルマニアの「MAGBASE(FLEX)」を利用して「どれほどの磁力があるのか?」といった疑問に対して、iPhone12Proに直接貼り付くか近づけてみます。

本来は磁石が吸い付くように付属のメタルプレートをスマートフォン本体に貼って利用するものです。
仮にiPhone12の本体内蔵部品の磁力が相当強ければ、そのままダイレクトにMAGBASE(マグネット)が吸い付くはずのためです。

MAGBASEで本体を持ち上げる
持ち上がるところまでは吸い付いています。

丁度アップルの林檎マークに合わせてMAGBASEを貼れば磁石の力で吸い付きます。その後MAGBASEを持ち上げれば本体ごと持ち上げられるほどの状態にはなります。

しかし、持ち上げてから揺らしてみると、すぐに外れて落ちてしまうほどです。アップルマークの中心は充電コイルになっているため、その外側の方が強い可能性もありましたが、結果は同じで揺らせば落ちるほどの磁力しかありません。

MAGBASEを使って本体磁力を確認2
少し揺らせば簡単に外れてしまう。

結合位置が悪ければ持ち上げた瞬間から外れるほどの磁力しかありません。お互いが磁力を持つため、それでも強い磁力が生れる組み合わせになるものの、それでも弱いチカラしかありません。

メタルプレート(鉄板)が付くか

マグネットビューアーで本体内に磁性体があることは確認できているものの、次にMAGBASE用に付属されているメタルプレートでどの程度の磁力があるか確認します。メタルプレートは単体では磁性体ではなく、磁力にくっつく金属体(鉄板)であるためです。

磁性体ではないメタルプレートが付くか

アップルの中心あたりとその外周あたりに反応があり、メタルプレート(鉄板)は吸い付きます。しかしながら、なんとも心もとない磁力です。

メタルプレートは軽いので下に向けても落ちてしまうことはありませんが、簡単にはがすことが出来るほどの磁力でしかありませんでした。

iPhone12に内蔵される磁性体のまとめ

詳しくは今後分解して磁石(N系番手など)を調べていくため、詳細までは把握していませんが、本体側の磁力を頼りにしても、それほど様々なタイプのアクセサリー類に利用できるほどのものではありません。

電力を使って磁力を増幅させるるようなアクセアリーの構造であれば違ってきますが、電源接続かバッテリー搭載しなければなりません。
そのため、ケース類の軽さであれば利用しやすいですが、本体重量までをキープ(持ち上げる)できるほどの磁力は無いため、この機能を利用したアクセサリーもしばらくは少ないものになりそうです。

背面素材が鉄板だったら磁石を使って面白いことができそうですが、背面素材の主流はガラスや樹脂などのクリスタル系になっていますので、これは今後も実現されにくい仕様でもあります。

iPhone12に内蔵される磁性体だけでは、それほど大きな磁力を持っていないため、本体内蔵磁石を利用して実現するアクセサリーは現時点では未知数といった結果となりました。

アクセサリー用のMAGSAFE部品
MagSafe用磁石部品

アクセサリー系の用いられるMagSafe対応の内部には、こういった磁石のプレートが利用されていくことになります。

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“iPhone12ProのMagSafe用磁性体” への2件のフィードバック

  1. 通りすがりの名無し丸 より:

    iPhone12の背面磁石を利用したスマホリングを自作しようと考えていましたが、
    この磁力では運用は難しそうですね。
    ありがとうございました。

    • alumania より:

      コメントありがとうございます!
      ネオジム系の中でも強力なタイプを用いてもスマホリングとして利用できるほどの磁力発生の組み合わせは難しいのが現状でした。これを利用してできる範囲はかなり限定的になりそうです。

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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
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