現在開発中の「Xperia 10 IV向けレンズプロテクター」の試作品が完成し、実機にて装着確認などを行っております。
Xperia 10シリーズの中では「Xperia 10 IV用」がレンズプロテクターの初めての商品化となります。
Xperia 10 IVは、Xperia 1や5シリーズと異なりレンズ面外周の縁形状が異なります。
レンズ外のリング部断面が段付き形状になっているXperia 1や5の形状ではなく、単純な1部品構成となっており、これに合わせるためにレンズプロテクターの設計形状も異なってきます。
レンズ面外(リング)形状の違い
Xperia 1や5では段付き形状の内側でサポート(被せる)ように設計されていますが、Xperia 10 IVでは外周全てを覆う形状で設計するようになってきます。
どちらも3眼レンズではありますが、内部のセンサーやズーム機能の搭載などでレンズ部の構造は大きく異なります。そのため、レンズ面外のリング部の形状もことなってきます。
Xperia 10 IVの方が簡単な形状となっており、リング部の部品構成としては1つになっています。
レンズプロテクターの試作品を装着
先述の通り、本体レンズチング部の外側まで被せる形にはなるため、レンズプロテクター装着後は約1mmほどレンズ部の全周が大きくなるようになります。
一方、側面側(レンズの上下方向)から見た状態ですと、装着後はレンズプロテクター自体が本体には接触しないように隙間を持たせています。設計理論上ではこの隙間は0.2mmとなります。
内部の両面テープ厚みは0.15mmのため、仮に両面テープが無い状態でも本体には接触しない設定となります。
試作品状態では個別のレンズ穴を最小限に収めるようにしていたため、撮影時に若干のフレア(レンズの撮影角度による裏面の被り)が生じまして、この点は穴を広げて商品化の際に変更・反映されます。
その他の点では面取りの大きさや穴位置センターの見直しなどを行いまして全ての問題点は商品生産時に反映・改善されるようになります。
製品版では印象が変わります
ここでご紹介した試作品は装着確認用としてアルマイト前の状態です。そのため、製品版ではその印象は大きく変わってくることになります。
製品版では(アルマイト)カラーが施され、その表面には個別のレンズ性能のレーザー印字も施されますので、上の画像以上に製品版では印象が変わってきます。
レンズプロテクターはバンパーよりも製作する手間は段違いで少ないため、バンパー商品化前には販売開始できる予定で進めており、現状では既に生産準備に移行しております。
また、Xperia 10 IV用のバンパーについても試作品が一部完成しており、まもなくご紹介できるようになりそうです。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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