両面装着式となったXperia 1 IVのSIM/SDカードトレイ
(eSim利用の場合は除き) スマートフォンを利用する際にまず本体への挿入が必要なSIMカード。
そのnano SIMカードを取り付けるSIMカード「トレイ」はXpreria 1シリーズの中で【Xperia 1 IV】からMicro SDカードとの両面装着式に変更となっており、トレイ自体が大幅に小型化されています。
Xperia 1 IVの前モデルとなる、Xperia 1 IIIではnanoSIMカードとMicro SDカードが並列装着となっており、トレイ自体も長いものではありましたが、これがトレイの両面を利用する「両面装着」式に変わっております。
こちらの引き出すトレイの位置は、Xperia 1 IVでは本体の底面側に位置しており、Xperia 1 IIIは正面から見て側面の左側に位置しています。
では、Xperia 1 IVのnano SIM & Micro SDカードトレイがどれほど小型化されたか紹介していきます。
ついでにiPhoneのSIMトレーとも並べて比較もしておきます。
Xperia 1 IVとXperia 1 IIIの「トレイ」の大きさ比較
Xperia 1 IVとXperia 1 IIIのSIMカードトレイを表と裏で並べて比較しますと、並列にSIMとSDカードを装着するXperia 1 III用のトレイの方が当然ですが長いトレイ形状になります。
画像の左側がXperia 1 IVのnano SIMカード装着側で、右がXperia 1 III用の並列装着側の面となります。
Xperia 1 IVではSDカードが裏側に装着できるようになり、大幅にコンパクトかされたことが見受けられます。
こちらがお互いの裏面側になり、Xperia 1 IV用のトレイはMicro SDカード装着側となります。
一方、Xperia 1 III用はこちら側の面には何も装着はできない形状になっています。しかし、このおかげで裏面の穴から各カードを簡単に押し出せるメリットがありました。
Xperia 1 IV用のトレイは非常にコンパクトになったものの、両面に装着した後の各カードはかなりトレイから外しにくくはなっています。
頻繁に交換するものではないので割り切りは必要ですが、従来のトレイのようにカードを裏側から直接押すことが出来なくなりましたので、カード装着後のトレイの切り欠き辺りから爪を突っ込んで引き出させる必要があります。
両面装着のXperia 1 IVのトレイに各カードを装着
nano SIMカードをXperia 1 IVのトレイに装着した状態になります。
周辺にはまだ余裕があり、綺麗に収まっているようなサイズ感ですが、裏面のMicro SDカードを収める大きさが基準にはなっています。
こちらがMicro SDカードを装着した状態になります。両面装着のため両面を利用した「ダブルカードトレイ」とでも呼んだほうが良いのかもしれません。
ご覧のようにXperia 1 IVでは、この両面装着によって「トレイ」が非常にコンパクトになりました。
iPhoneをご利用される方にとってはnanoSIM装着だけなので、Xperia 1 IVのトレイは見慣れたサイズかもしれません。
XperiaではMicro SDカードが装着できるメリットがありますが、トレイの大きさは少し長いのが通例でした。
並列装着のXperia 1 III用のトレイ
やっぱり小さいiPhone系のSIMカードトレイ
Xperia 1 IVで小型化されたトレイではありますが、やはりnanoSIMカードよりも大きいMicroSDカードを装着できるような両面トレイでもiPhoneシリーズのSIMカードトレイまでの小型化は物理的に無理があります。
左からXperia 1 IV, Xperia 1 III, iPhone11 Pro, nao SIM cardと並べてみますが、やはりiPhone系のSIMトレイが最もコンパクトであります。
しかしながら、このXperia 1 IVからのカード両面装着化によって、ようやくXperia1シリーズの大きく(長い)トレイが相当コンパクト化されたことが伺えます。
残念ながら、今回の両面装着のコンパクト化されたトレイは、10 IIIでも採用されていましたが、次期モデルのXperia 10 IV(テン・マークフォー)ではXperia 1 IIIと同じ旧来の並列装着式となり、長いカードトレイとなります。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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