ソニーモバイルでは、昨日発表された5G対応の新型シリーズで、日本では今夏モデルとして2モデルの発売を示唆しています。
ソニーは、Xperia™スマートフォンとして初めて第5世代移動通信(以下、5G)に対応し、新たにZEISS®(ツァイス)レンズを採用したトリプルレンズカメラ搭載のフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II (エクスペリア ワン マークツー)』に加え、アスペクト比21:9の有機ELディスプレイとトリプルレンズカメラを搭載したミッドレンジのスマートフォン『Xperia 10 II (エクスペリア テン マークツー)』も発表しました。これらの商品は、本年春以降に日本を含む国・地域にて順次導入を予定しています。
ソニーモバイルプレスリリース
さらに、プロフェッショナル向けソリューションにも対応した5Gミリ波帯対応デバイス『Xperia PRO (エクスペリア プロ)』の開発も発表しました。
Ⅱの呼称は『マーク ツー』と呼ばれます。
馴染み深いエクスペリアワンの後に続く『Ⅱ』の表記はマークツーと呼ばれるようになっています。
2020年今夏モデルは2タイプ
- XPERIA1 (mark)Ⅱ(エクスペリアワン マークツー)
- XPERIA10 (mark)Ⅱ (エクスペリアテン マークツー)
その他に、XPERIA PROも発表になっていますが、こちらはまだ先の発売になる見通しです。iPhoneと同じような構成になってきています。
「廉価版(XPERIA 10Ⅱ)」と「普及版 (XPERIA 1Ⅱ)」 とフラッグシップ 「(XPERIA PRO)」 と松竹梅の方向になっています。とはいえ、『XPERIA 1 Ⅱ』が普及版かといえば、少し意味合いは変わってきますので、フラッグシップの上にPROがありと立ち位置は微妙になってきそうですが、少なくとも『キャリアロゴだけは入れてほしくない』と切に願うばかりです。
XPERIA1ⅡとXPERIA1とXPERIA5のサイズ比較
ここでは主に外観のサイズ仕様についてXPERIA 1 (mark)Ⅱを主に、その他XPERIA1とXPERIA5比較していきます。
Xperia 1 II | Xperia 1 | Xperia 5 | |
---|---|---|---|
W(ワイド)横幅 | 72mm | 72mm | 68mm |
H(ハイト)高さ | 166mm | 167mm | 158mm |
D(デプス)厚み | 7.9mm | 8.2mm | 8.2mm |
(ウエイト)重量 | 181g | 178g | 164g |
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9 4K HDR OLED |
6.5インチ 21:9 4K HDR OLED | 6.1インチ 21:9 FULL HD OLED |
ネットワーク | 5G sub6 | 4G | 4G |
- XPERIA 1Ⅱ=166 x 72 x 7.9mm 181g
- XPERIA 1 =167 x 72 x 8.2mm 178g
- XPERIA 5 = 158 x 68 x 8.2mm 164g
XPERIA1Ⅱは新しい筐体になっています。
Ⅱとの表記が付加されましたので、一瞬XPERIA1と同じ筐体にスペック違いと勘違いされやすいですが、全く異なります。名前がXPERIA1を使っているだけで全く別物の新規モデルになります。
発売されるカラーを予想してみる
現在のところは、ブルー、ホワイト、グレー、パープル、ブラックが候補にも挙がっているようです。発売国によって3色くらいに絞られて異なってくると思われます。
日本仕様では、ホワイト、ブラック、パープルの3色を予想しています。
【3月27日追記】docomoは ブラック・ホワイト・パープル、auはブラック・ホワイトとなりました。
XPERIA 10 Ⅱは現在のところ4色がオフィシャルに挙がっています。
- BLACK
- BLUE
- MINT
- WHITE
【3月27日追記】 ブラック ・ ホワイト ・ ミント ・ ブルーで決定しました。
筐体が異なりますので、mark2とPROには既存バンパーはご利用できません。
サイズから分かるように、エクスペリアのマークツー系(ワンとテン)とプロはエクスペリアワンとはサイズが異なりますので、EDGE LINE for XPERIA1はご利用できません。
XPERIA1Ⅱの魅力(他社との差別化)
カメラ性能を存分に意識させるイメージ戦略
今やソニーの屋台骨で真骨頂にもなっているカメラのイメージセンサーの強みを印象づけて、XPERIAに取り入れていることを強くアピールしています。
こうやって並べられると、確かにソニーらしい他社にはない魅力を強く感じられます。5G対応ということもあり、特に人気が出そうなモデルになりそうです。
ディスプレイの大きさはXPERIA1に同じ6.5インチの21:9です。
XPERIA1との共通点として画面サイズが挙げられます。同じ6.5インチの21:9ディスプレイはやはり広大です。スマホで何でもできるタブレットに近い処理が出来そうな気にもなれます。
OLED(有機EL)と21:9は変わりませんが、XPERIA1Ⅱでは『with Motion Blur Reduction』の表記があり、平たく言えば残像処理なので、写真を見ている感覚では感じることもない違いでしかない状態になりそうです。
ただし、スマホとしての大きさには若干懐疑的な部分はあり手に持った時は大きさが気になる方も多くなる印象ではあります。その点はやはりXPERIA5が持ちやすく手頃感は強いです。
XPERIA1Ⅱの発売時期予想
今までのサイクルからで予想しますと、2020年の5月後半から6月中旬あたりになるかと予想しています。「今夏モデル」と記載しておりますが、日本では「今春夏(ハルナツ)モデル」の意味合いの方が強い傾向です。
昨年の夏モデルXPERIA1(エクスペリアワン)は、発売日が2019年6月14日でしたので、やはり同じような時期になることが予想されます。もちろん、docomo、au、softbankでの発売は濃厚です。
XPERIA PROはワンmk2とテンmk2の後の発売になると予想されますが、1か月後くらいになるのではないでしょうか。
【3月27日追記】XPERIA 1 Ⅱは、ドコモとauで発売決定。
docomoは 4月24日(金)、auは5月1日(金)の発売日予測となりました。
【追記】XPERIA 1 Ⅱ(エクスペリアワンマークツー)はコロナウイルスの影響により、発売が5月下旬に延期されました。ドコモのマークツーの公式サイト
エクスペリアの中で5Gモデルを特定するサブネームの呼称
『XPERIA 1 Ⅱ』 『XPERIA 10 Ⅱ』 『XPERIA PRO』 は、次世代通信規格の5G対応機になります。
【3月18日更新】docomoの新機種発表により、XPERIA 10 Ⅱ(エクスペリアテンマークツー)はLTE(4G)のみで5Gには対応しないことが分かりましたため、除外しました。
エクスペリアの5G対応機(エクスペリアの後に続く呼び方)
- 『XPERIA 1 Ⅱ』 → (ワンの) マークツー
-
『XPERIA 10 Ⅱ』→ (テンの) マークツー - 『XPERIA PRO』 →プロ
そのままパソコンやスマホで文字入力するとXPERIA12とXPERIA102になってきてしまいます…
『2』をⅡに変換するのがなかなか面倒な部分もあります。
12でもないですし、102でもないので、ワンは無視してエクスペリアmarkⅡ(マークツー)シリーズと呼ばれそうな予感もします。
「マークツー」だけの呼称にすると、1(ワン)か10(テン)のどちらかは分かりません。そのため、「ワンのマークツー」か「テンのマークツー」と呼ぶことになりそうです。
サブネームだけで5Gモデルか特定する方法としては、『エクスペリアの「マークツー」か「プロ」』ならば、5G対応モデルということになります。
【3月18日追記】 XPERIA 10 ⅡはLTE(4G)対応で5Gには対応していません。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
この記事の前後リンク
6 comments on "XPERIA 1 Ⅱ(エクスペリアワンマークツー)の大きさを比較"
- 個人情報やプライバシーを侵害するような情報
- 閲覧される他の方に不快を与えるような内容や他の方に対しての暴力的な言葉や中傷
- 著作権の侵害・法律や倫理に反する行為
- 個人的に偏ったご意見や見解、他社を含む商品・サービスの不平や不満
- 個別記事の初期投稿日から一定期間を過ぎ、コメント投稿を受け付けていない場合
- 商品の感想または不具合など、個々に対応する必要がある案件
- 個々の記事に関係のない内容や話題の乱雑な投稿、迷惑なオフトピック
- その他、投稿時期のAI判別による不正防止と時事的な内容に抵触する場合など
XPERIA1 II 用のバンパーの商品化を希望します。
Zからバンパーを使い始めて5機種、alumaniaさんのバンパーが出る
機種で機種変をしています。
iPhoneしか選択肢がなくならないようにしてくださると助かります。
コメントありがとうございます!ご要望いただきありがとうございます。長きに渡ってお付き合いいただき重ねてありがとうございます。
これからも可能な限りXPERIA系も続けて行きたいとは思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
今回
・1 Ⅱ
・10 Ⅱ
・PRO
と計3モデル発表されましたが、alumaniaさんとしてはどのモデルのバンパーを作製される予定ですか?
今後の機種変予定の参考にさせて頂きたく。
コメントありがとうございます!PROは気になるところですが、既に公開されている筐体を見ると結構外周が分厚いのでどうなってるのだろう?といったところです。そういったところで3っつのなかでは『1Ⅱ』が最も候補に挙がってきます。
XPERIA 1Ⅱ用のアルミバンパーの販売を楽しみにしてます。
コメントありがとうございます!まだまだ先のモデルにはなりますので商品化の検討は実機の確認後となってしまいますが、XPERIA1のmarkⅡは商品化したいところです。