XPERIAの国内版の特徴ともいえるテレビ視聴は新型XPERIA1 Ⅱでも利用することができます。
XZ2以降で廃止されたイヤホンジャックに差し込めなくなったアンテナケーブルはUSC-C(TYPE-C)端子に差し込むものに変わりましたが、今回のXPERIA1 Ⅱではイヤホンジャックが復活したため、従来のイヤホンジャック式に変わって(戻って)います。
このテレビ視聴用アンテナケーブルがイヤホンジャックに差し込めるようになったため、底面のUSB-C端子が自由に使えるため大変便利な選択(メリット)でもあります。Bluetooth時代ではあるものの、やはり本体にイヤホンジャック端子があれば何かと助かります。
(ドコモ版)XPERIA1Ⅱの構成品
到着したドコモ版(SO-51A)の中身を確認しますと、本体と説明書以外に、一本のケーブルが付属されています。
金属端子がイヤホンジャックなので差し込む位置はピンとくるはずですが、これはテレビ視聴用の「アンテナケーブル」です。
このアンテナケーブルが、従来のXPERIAで付属されていたものとは、指でつまむところ(ジャック端子の後ろ側になる黒い樹脂部分)の形状が変わっていました。
XPERIAのテレビ視聴用ケーブル形状の違い
従来のイヤホンジャック式のテレビ視聴用アンテナケーブル(XPERIAではXZ2までに利用されていたアンテナケーブル)では楕円形でしたが、今回のXPERIA1 Ⅱではジャック部分の外径が小型化されて丸形状になっています。
左が新型XPERIA1 Ⅱ用のアンテナケーブルで、右が旧モデルで利用されていたアンテナケーブルです。従来の形状は金属ジャックの後ろ側が楕円形上になっていることが見えます。
正面から見ると
右の従来のアンテナケーブルの大きさが以外にも大きいことがわかるかと思います。
これまでバンパーの設計を悩ます一因でもありました、この楕円形上は国内版XPERIAのテレビ視聴機能を生かすべく、単純な開口部分を設けるだけでは済まなく、横にも大きく開口する必要があることから肉薄になってしまう対策で実際には無駄に肉厚を持たせなければならなかったモデルもいくつか存在しました。
この小型化されたアンテナケーブルは、同じ方式でもあるXZ(ジャック付き、USB-C)でも実現できたはずですが、なぜXZやXZ1では楕円形状だったのか不明です。
XPERIA1Ⅱでテレビ視聴する方法
XPERIA1Ⅱでテレビを観るには、「テレビ」アプリを起動する必要がありますが、最初はどこにあるのか分かりにくいかもしれません。ホーム画面から画面の適当な位置から上に向けてスライドするとアプリ一覧が出てきます。
その中に「テレビ」のアイコンがありますので、それをタップして視聴することができます。アンテナケーブルは差し込んでおかないと、最初のチャンネルスキャンがなかなか完了できませんので、必ずアンテナケーブルは差し込んでからスキャンを開始してください。
- 付属のアンテナケーブルをイヤホンジャックに差し込む
- アプリの「テレビ」を起動
- 地域選択とスキャンを実行
- 視聴開始
Googleアプリの中にもTVの文字があり、それで視聴できるのかと思ってタップしてしまいやすいですが、それは国内放送用のテレビではありません。
まれに電波が強い地域でしたらアンテナケーブル無しでもテレビ視聴ができますが、基本的にはケーブル差し込まないと見れないことがほとんんどです。
持ち歩くのも面倒でもあるアンテナケーブル。感度は別として本体に内蔵できない事はないのですが、やはりグローバルモデルが主であるため、物理的に容積を確保する必要がある部品は外付けになる宿命です。(テレビ視聴機能は基本的に日本モデルのみです)
アンテナといえば
今時ロッドアンテナも付けたくはありませんが、時々あっても良いかなと思うほどアナログ感があり懐かしい気もします。(若者からは”ダサい”になるのでしょうね…)
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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6 comments on "XPERIA1 Ⅱのテレビ視聴用アンテナケーブル"
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本当に良いもの作るには時間がかかるという事です
わたしはいつも貴社のバンパー発売になってから本体買ってます
コメントありがとうございます!お問い合わせをいただくお客様の中でもバンパーの発売に合わせて本体を購入される方も多くいらっしゃいます。ご満足いただける商品造りを目指して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ケーブルが細くなったのは、ソニー独自に近い五極端子から一般的な四極端子に変わったからじゃないですかね
対応イヤホンでノイズキャンセリングの他にもノイズキャンセリング用のマイクを利用したバイノーラル録音なんてのも出来ました(実用する機会は皆無でしたが)
コメントありがとうございます!詳細のご解説をいただき恐縮です。
今まで5極だったとは知りませんでした。これでスッキリしました。
ようやくオンラインで入手した、といった所でしょうかケースメーカーならばいち早くau版を入手し計測やデザイン成型等をdocomo入手の上更に細部を詰め、と進めてほしかったですね。docomo版まで3カ月も猶予があった訳ですから。結局、販売は今日、この日より約3ヶ月は経過してしまうのでしょうか。毎回毎回、ですが、その頃になると次期新機種の情報や具体発表すら行われ、現機種へのバンパー購買意欲が半減してしまいます。今回こそ、ジャストタイムに近い形で販売できる様、制作して頂きたかったです。
正直、ナットやアンテナ情報など、ユーザーは望んでいないと思います。制作するのか否か、するならばいつ頃の販売をメドに等、具体的なアナウンスだと思いますが。辛辣で恐縮ですが愛用者として進言させて頂きました。
貴重なご意見とご指摘をいただきありがとうございます。
お伝えできる範囲でのお答えにはなりますが、今回のXPERIA1Ⅱも同様に弊社では本体が発売される前から仮設計等は行っております。今回の場合で申し上げるとau版でもdocomo版でも開発スピードは変わらず、全てが出揃わないと最終判断ができないだけのことになります。そのため、ジャストタイムの販売は弊社では不可能でありまして、見込みだけで製品化されるメーカーさんもありますのでジャストタイム優先であればそちらをお勧めするほかありません。これは後付け商品であり、商品品質を確保するための弊社の場合でしかありませんのでご了承ください。
なお、当インフォメーションでの様々なアナウンスのタイミング等についてはお客様との温度差があろうかと存じますので、ご質問があればCONTACTのお問い合わせからも承っておりますので、直接お問い合わせいただければと存じます。