XPERIA5Ⅱには新たなサイドボタンが搭載されています。
すっかりiPhone12に話題を持っていかれてしまい最悪のタイミングとなってしまった、ソニーモバイルの新型エクスペリアとなる「XPERIA5Ⅱ」は10月17日(土)が発売日となっており、ソフトバンク及びau(SOG02)で発売開始です。
SoftBankのXPERIA5Ⅱ
ソフトバンクは5Ⅱ前身のXPERIA5以降、1年もの間エクスペリア系スマホの取り扱いが無かったため、久しぶりにソフトバンクでXPERIAモデルが登場となります。
auのXPERIA5Ⅱ(SOG02)
ドコモでは販売しないのか?
一方、(販売予定がないから?)未だ沈黙しているようにも見える、docomoからの発売は11月以降ではないかと思われます。
ただ、例年のスケジュールでは10月上旬にドコモ秋冬モデルの発表会が行われ、予約受付を開始し、発売日は10月中旬以降が多かったドコモですが、(10月16日現在の)この時期においても、公式アナウンスはありませんし、5ⅡのSIMフリー版も囁かれるところでは「ドコモではXPERIA5Ⅱの取り扱い無しの可能性も高いのでは?」という憶測も始まってしまいます。
しかしながら、今までの経緯からすればXPERIAの中でもハイエンドモデルをドコモで販売しないことは無いとは思うのですが…
非常に不気味な状況です。
2020年の春夏モデルは例年よりも5Gのためもあり前倒しで進めたのですが、結果的にはコロナの影響で遅れた状態になったdocomoは、ドコモ口座不正やiPhone12優先で例年の通りには進んでいない状況です。
XPERIA5Ⅱはコンパクトではないがスタイリッシュ
iPhone12では5.4インチの「Mini」が発表され、小型であることが大きな話題と期待のモデルとなっています。
大画面化が進み6インチは無いとスマホではないくらいの時代になったのかなと思ったのも束の間、意外にも小型でコンパクトなスマホを求める方が多いことに驚きも隠せません。iPhoneだからこそというのももちろんあります。
コンパクトシリーズを続けていたXPERIAは5.0インチのXZ2 COMPACT(2018年6月25日発売)を最後に、 コンパクトシリーズは終わった状態でした。
その後は、こちらも5.0インチサイズではありますがXPERIA Aceが実際のコンパクトサイズでバトンタッチしたような格好になりましたが、「小さい=性能低く」と、それに見合う価格帯にもなってしまい、せっかくの「XPERIA系のコンパクトはハイスペック」という印象は薄れてしまいました。
XPERIA1Ⅱの高評価を上回るモデルになるか?
今回の新型XPERIAである「エクスペリアファイブマークツー」は基本的にはXPERIA1Ⅱとそれほど変わらず、本体の幅方向が狭くはなっているため、持ちやすく確かにスタイリッシュには感じますが、それはあくまでもXPERIA1Ⅱと比較してだけの話で、本体名称にコンパクトと謳えるほどの小ささではありません。
なお、XPERIA1ⅡとXPERIA5Ⅱの違いについては別の記事にてまとめていますので、選択肢にXPERIA1Ⅱがある場合はこちらを参考にしてください。
5G元年となった2020年で、少しずつ意識も「そろそろ5Gモデルも増えてきたしスマホを機種変しようかな?」と考える方へ、アンドロイド機の中でこのソニーモバイルの「XPERIA5Ⅱ」もオススメのハイスペック5Gモデルにはなってきます。
XPERIA5Ⅱには新たなサイドボタンが追加された
今回のXPERIA5Ⅱには新たに右側側面に物理ボタンが追加されています。これは歴代XPERIAの中でも見かけたことがないボタンです。ボタン自身の高さも他のサイドボタンよりも少し低く、重要性が低い位置にあるようにも伺えます。
一体、このボタンは何の機能があるのでしょうか?
歴代のXPERIAが搭載してきた本体の内蔵ボタンの種類としては、
- 音量ボリューム(①アップ+②ダウン)※シーソー式
- ③ディスプレイオン/オフ
- ④カメラのシャッター(2段式)
XPERIA系の多くは4種類のボタン構成でしたが、今回のXPERIA5Ⅱでは新たに5番目のサイドボタンが追加されています。
これにより、XPERIA5Ⅱには右側のサイドに5つの機能ボタンを持つモデルとなりました。
では、この5つ目(下から2つめ)のボタンは何の機能があるの?という疑問が始まるわけですが、このボタンの名称は
「グーグルアシスタントキー」
となっています。
XPERIA5Ⅱのアシスタントキー
Googleアシスタントキーとは?
このサイドボタンを長押しすると、なんと「グーグルアシスタントが一発起動」できます!グーグルアシスタントはSiriと同じく音声認識アシスタント機能です。
「これは便利な機能だ!」と思いたい、信じたいところですが…
Googleへの忖度ボタンでしょうか。
Googleアシスタントを起動するには(XPERIAの場合)
- 電源ボタンを2回押すかダブルタップ(5Ⅱ以外のエクスペリア)
- ロック解除された状態から「オッケーグーグル」と発話すると起動
- ホームボタンを長押しすると起動
今までは上記3つの方法でグーグルアシスタントを起動していましたが、XPERIA5Ⅱでは、
「電源ボタン2回押しで起動」
↓
「独立した物理ボタン長押し」
に変わったということなります。
独立したボタンでワンクリック(長押し)で「グーグルアシスタントを起動できる便利なボタン」と言いたいところですが、
・発話できない状況
・ホームボタンを押す位置が画面の最下で押しにくい
といったシーンでは解消できます(役立ちそうです)が、そもそも従来のモデルでも、電源ボタンを2回押せば起動できていたわけです。
それなのに、エクスペリアでグーグルの本人たちですら搭載しない、物理的なグーグルアシスタント起動専用ボタンを本体に追加するほどか?は疑問が残る部分ではあります。
最新Peixelには搭載されていないグーグルアシスタントキー
XPERIA5Ⅱとほぼ同時期に発売となったグーグルのスマートフォンである、「Pixel4a」と「Pixel5」には、この【グーグルアシスタントキー】は搭載されていません。
両モデル「Pixel4a」「Pixel5」ともに物理的なボタンとしては電源ボタンと音量ボタンしかありません。
グーグルの最新Pixelにも搭載されていない、XPERIA5Ⅱの【グーグルアシスタントキー】は搭載する価値と意味はあるのでしょうか。。。
XPERIA5Ⅱでは、あまりにも必要性を感じない物理ボタンが追加されたことで、少々バンパーの設計にも工夫が必要になってしまいました。こちらの主観の説明になっていますので否定的な紹介になっていますが、無いよりは有る方が発展性は高い評価になるのかもしれません。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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