ストラップアタッチメントが金属化されます
従来よりアルマニアのスマホ向けアルミバンパーの側面などにストラップ紐を通すことができるようになる「透明樹脂製のストラップアタッチメント」が、いよいよ金属(メタル)化されます。
「ストラップアタッチメント」はバンパーの内部から本体装着前に挿入しておけば、ストラップアクセサリーなどを取り付けるためにストラップ紐を通すことができるバンパー用オプション品です。
新型ストラップアタッチメントの素材的には亜鉛合金製のニッケルメッキ仕上げとなります。
金型品ではありますので、パーテーション(金型の分割)ラインを縦割りとしていますが、ストラップ紐を切断しないように内部のR形状も綺麗に仕上がっており、強度アップによるバンパーの利用用途を飛躍的に上げることにつながります。
この変更により、ストラップアタッチメントだけでもネックストラップなどでのスマホの吊り下げ用途にも対応できるようになります。
2種類のストラップ取付用オプション品
先日「バンパー用新型ストラップ取付部品の試作品」にてご紹介していた、新型ストラップ用オプションパーツは「メタルストラップホルダー」という多少無理やり感も否めないような呼称ではありますが、差別化が必要なので【ホルダー】という名称と致します。
この「メタルストラップホルダー」はXperia1Ⅳ以降でご利用いただける専用品になりますが、今回ご紹介するメタルストラップアタッチメントは従来からの樹脂製が利用できる箇所への装着が基本的に可能となっており、旧モデル用のエッジラインバンパーでも装着が可能です。
バンパー装着ストラップ取付部品の違い
- メタルストラップアタッチメント = バンパーより飛び出ます。リング装着も可能です。
- メタルストラップホルダー = 出っ張らず一体感があります。但しストラップ紐を通すのみになります
下の画像がメタル製のメタルストラップアタッチメントを装着した状態となります。特徴としては樹脂製であった旧タイプのアタッチメントからの代用品にもなりますが、バンパー側面に装着すると、バンパーの側面よりも飛び出ることです。
詳しくは後述しますが、飛び出ていることで、アタッチメントを押し込むとバンパーの内部で突き抜けて本体へ力を与えてしまいます。
一方、ホルダーの方はバンパーからの飛び出しがほとんどないように位置しますので、その点では安心のアイテムとなります。
装着した状態は従来の透明樹脂製と色の違いくらいにしかなりませんが、ニッケルメッキの仕上げ(色)も金属感の組み合わせにより、どのカラーのバンパーにもニュートラルに主張しない構成になります。
新型(メタル)ストラップアタッチメントのメリット・デメリット
ストラップアタッチメントを従来の透明樹脂製から金属化した理由としては、やはり「バンパーを吊り下げ用途に利用したい」というご要望がとても多かったことが挙げられます。
従来品では(マスコットなどの)ストラップアクセサリーの取り付け用として、(わざと破損させるように)強度を抑える素材を選定しておりました。
一方、金属化による強度を大きく上げたことでの注意点が生じます。
新型のメタルストラップアタッチメントのメリットとデメリットでご紹介していきますので、ご確認ください。
金属化のメリット
- アタッチメント自身の破損(強度)が大幅にアップ
- キーリングなども通すことができます。
- バンパー装着後でもむき出し状態のため、ストラップの交換が可能です
- 吊り下げ用途でも耐えられる耐力があります。※
金属化となることで詳細寸法が従来品とは若干異なります。
従来品は数年間に渡りエッジラインバンパーでご利用いただけるオプション品でありましたので、代用できるようになりますが一部のモデル、取り付け箇所で制限があります。
詳細の適合情報はアルマニアストアの商品購入ページ内で記載するようにして、随時更新して参りますので、必ず適合モデルと装着位置を確認してからご利用ください。
対応モデルと取り付け可能箇所の確認にはお時間がかかりますので、後日ストア内の購入サイト上にアップしていきますのでお待ちください。
金属化のデメリット
- 押し込んでしまうと本体自体に損傷を招く恐れがあります。
- 上記のため、底面にクッションテープが貼り付けられ、全高アップ
- 樹脂製に比べて部品単価は高額になります。
- 質量の高い亜鉛合金製になり重量アップ(0.07g→0.40g)/個
メリットの方が多いのですが、デメリットも存在します。何かを変更する際には必ずデメリットも対となって生まれてしまいます。
底面の裏面にはクッションテープが貼り付けられ、アタッチメント自体は直接的に本体を傷を付けるようなことはありません。
外側からの押し込みにご注意ください
(メタル)ストラップアタッチメントは、バンパーの側面よりも外に位置することになります。
そのため、外側からダイレクトにアタッチメントを押し込まんでしまうと、バンパー内でスマホ本体を直接押し込んでしまう構造にはなります。
仮にバンパーを装着した状態で自転車などでの走行中に落下させ、自由に転がってしまった場合などでは、相当な力がスポット的にアタッチメントに当たってしまい、本体まで押し込んでしまう可能性は0ではありません。その際には本体を損傷(座屈)させてしまいます。
多くの場合は、先端に力が加わっても本体を損傷させるまでは力が到達しないものではありますが、可能性は0ではありませんので、この点は装着前にご注意ください。
メタルストラップアタッチメントの耐荷重
アタッチメント単体では弊社テスト上では約80kgf(約780N)ほどで破断しています。
テスト上では引っ張り応力テストではなく圧力を掛ける破断テスト方式でしたので、力の加わる方向などで耐力数値は変わります。
そのため、安全率を考慮して(メタル)ストラップアタッチメントの耐荷重的には理論上、35kgfとなります。
1kgにも満たない300g程度のスマートフォンの自重に対してはマージンが大きく、瞬間的に大きな引っ張り応力が加わってもこのように破損することはありません。
また、従来よりバンパー側のアタッチメント装着エリアは元々十分な強度を持たせた設計となっておりますので、バンパー自身が引っ張りで変形するようなことはまずありえません。
それよりもストラップの紐が先に切れるようになります。
新型ストラップ取付オプションパーツの発売時期
なお、ここでご紹介した「メタルストラップアタッチメント」及び「メタルストラップホルダー」の発売開始時期は、7月中旬から下旬にかけての時期を予定しております。
あくまでもアルマニアのバンパー用オプションパーツとしての扱い品となり、「メタルストラップアタッチメント」は2ヶ1setで希望小売価格440円(税込)で、
「メタルストラップホルダー」は1個で希望小売価格440円(税込)になります。
どちらも基本的にはストラップの紐を通してご利用いただくことを想定したものになります。(アタッチメントは直径13mm程度のキーリングでも利用しやすくなっています)
2種類のメリット・デメリットをご理解のうえ、ご利用シーンに合わせてお選びください。
追記:7月14日より、アルマニアストアにて販売を開始致しました。
従来品の樹脂製アタッチメントは廃番予定です。
以前はバンパーへの付属品、またはオプションでご利用いただいていた旧型になる「樹脂製のストラップアタッチメント」は今後廃番予定となります。
その代替品として、今回ご紹介した【メタル・ストラップアタッチメント】が該当するようになります。
但し、寸法が従来品から若干変わることで、モデル(機種)によってはバンパーへの取付位置などでも規制が生じます。
必ずストア内で今後記載する適合表をご確認のうえ、適した位置でのご利用をお願いいたします。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
この記事の前後リンク
- 個人情報やプライバシーを侵害するような情報
- 閲覧される他の方に不快を与えるような内容や他の方に対しての暴力的な言葉や中傷
- 著作権の侵害・法律や倫理に反する行為
- 個人的に偏ったご意見や見解、他社を含む商品・サービスの不平や不満
- 個別記事の初期投稿日から一定期間を過ぎ、コメント投稿を受け付けていない場合
- 商品の感想または不具合など、個々に対応する必要がある案件
- 個々の記事に関係のない内容や話題の乱雑な投稿、迷惑なオフトピック
- その他、投稿時期のAI判別による不正防止と時事的な内容に抵触する場合など