商品設計を開始するにあたり、まずはiPhoneXの実機測定を行い、本体形状の取り込みをCAD上で完成させます。これがないと何も始まらないのと、ここで少しでも違っていると商品精度に影響するので、気が抜けない部分になります。何度も測定データと実機の実寸、CAD上の寸法を確認しながら完成させます。
昨今では3Dスキャンなども精度が上がり、手頃に使えるようになってきておりますが、1/100mmが要求されるレベルではまだまだといったところです。複雑なカーブを持つ3次元曲面には有効ですが、特にスマートフォンなどの単純形状ではマイクロメーターなどの原始的な測定器のほうが絶対的な信頼度と正確性を持っています。
| posted by
alumania |
2017/11/09 |
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