発売開始となりましたイヤホンジャックカバー「FINE CUT」については、調整変更含めて6回のデザイン変更を経て最終デザインが決定されています。
主には生産工程上の変更点が多くはなりましたが、当初はヘッド側面のピラミッド形状はもっと細かい最終型の1.6倍になる数を刻んでおりました。
デザインの最も大きな特徴になる最終型では、ピラミッド個々は大きくなり数も減っていますが、これが製品としてみた場合のデザイン的にも生産上の限界的な大きさにもなっています。
最初のデザインと最終型の比較
画像上奥のデザインが最初の設計状態のイメージになります。製品版が手前側になります。
横から見るとヘッドの大きさ(高さ)も小さくなっているのが分かるかと思います。ジャック内のストローク量を増やすこともあり、シャフト部分も最終形では長くなっています。
横から見ますと
特にイヤホンジャックの設計で難しいのがサイズ感になります。設計上では実物の大きさをイメージしながら行うものの、試作してみると設計上とは印象が大きく変わってきます。
並べてみると、大きな違いは無いようにも思われてしまうかもしれませんが、小さな違いを積み重ね生産調整しながら最終デザインが決定しています。
| posted by
alumania |
2020/06/10 |
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