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XPERIA1V用の各種デザイン設計が完成

Xperia1Vのデザイン設計

XPERIA1V(ワン・マークファイブ)の主となるアルミバンパー「エッジライン」の1次設計(デザイン)が概ね完了しました。
今後の試作製作に向けて準備を開始しております。

バンパー以外に関連するアイテム類(レンズプロテクター、バックディフェンダー)も全て1次設計は完了しております。バンパーを基準として構成されるものでもあるため、同時進行で仕上げられていました。

Xperia1V用商品群の1次設計
Xperia1V用商品類の1次設計が完了

こちらもまもなく販売開始される、新型XPERIA10シリーズの「XPERIA10V」(テン・マークファイブ)の実機が届きますと、そちらの開発作業に入りますので、この時期辺りで1Vの1次設計が完成していないと、どんどん遅れが生じてしまいます。

そのため、この時期までのデザイン設計の完成目標(スケジュール目標的)には、なんとか間に合いました。

XPERIA1V用バンパーの1次設計

以前にはスケッチから開始していたデザイン工程も、今では本体の3D取り込み化の後からダイレクトにバンパーの設計が開始できるようになってきております。

その分の時間的な短縮は工程前で1日程度ではありますが、設計段階での確認と調整がある程度省くことが出来、何よりダイレクトな設計作業による製品への正確さが増します。

こちらが1V用の(1次設計が完了した)アルミバンパーのフロント側です。

Xperia1V用エッジラインバンパーのデザイン案フロント
フロントは1V用のガラスフィルムを装着している状態

本体自信は1IV(マークフォー)から1V(マークファイブ)でサイズ感はほとんど同じものの、大幅に変更点がありましたので、結局1IV用の設計が利用できず、1V用での新規設計となっております。

極力デザインはエッジラインシリーズの基本概念に基づいておりますが、1V用は1IVではなく5IVに近い機能面での各種の構成になります。

次に背面側はレンズプロテクターとバックディフェンダーも同時装着した状態でのご紹介です。

Xperia1V用エッジラインバンパーのデザイン案の背面側

一見、従来の歴代エッジラインバンパーと大きくは変わりませんが、5IVから採用している新たな設計概念と各所のブラッシュアップにより、全て今できることを詰め込んだ加工要素で構成しています。

そのおかげで、今回の1V用ではバンパー設計の3D要素数は20%ほど1IV用と比べて増えており、最大要素数に達しています。

これらが見た目だけで分かるようなものではありませんが、細やかな造りは詳細化され、より本体との調和性や安全性を増すようになります。

1V用レンズプロテクターの2次設計も完了

一方、レンズプロテクターについては、バンパー設計前から事前に用意していた仮設計から、実機入手後の正確な本体に合わせていくと、やはり微細な角度や大きさなどの数値は違っておりました。

実機に合わせて調整した後、レンズプロテクターのデザイン設計も完了しております。この時点で2次設計となっております。

1V用レンズプロテクターの2次設計

1IVまでのレンズプロテクターは本体側の3レンズ突起は3レンズが奥に位置する一体ガラスでありましたが、1Vでは3眼個々のレンズガラスに分かれています。

また、本体側のレンズ突起がLEDとマイクを含んで一体突起デザインになっているため、1V用のレンズプロテクターではレンズ突起の全体をカバーするようになります。

仮設計の試作品を装着

1V用レンズプロテクターの仮試作品
仮設計品の試作品を装着した断面

仮設計状態で1次試作として事前に用意していた試作品を合わせてみても、やはり主には角度が合わず浮いてしまします。

これはある程度の見込み数値で制作されていたものですので、やはり実機を正確に測定しない限りは都合よく進むものでもありません。

1V用レンズプロテクターの内面加工
内面テーパー角度に合わせて専用加工ミルを製作中

結局のところは、製品内側のテーパー面を正しく構成しなければなりませんが、ここは微妙な角度数値になるため、ここだけの専用の加工ツール(エンドミル)を作ってから1周切削加工で面を作り上げます。

現在は、その専用切削工具の完成待ちとなっており、ツールが完成次第、試作品を仕上げて実機確認へと進みます。この専用の加工ツールが必要になるため、レンズプロテクターの完成時期は従来よりもお時間がかかりそうです。

今後の手順と進捗状況について

この後は各種予定商品の試作製作に入り、実機にて各試作品を装着確認した後に、最終調整を行っていく手順となります。

製品化までの作業工程は新モデルを追うごとに徐々に短縮できてきておりますので、最近では従来よりも数週間程度の早いリリースは可能になっています。

試作確認時に大きな問題が発生しないことを願うばかりですが、これはまだ分かりませんので、現時点で開発中商品の実際のリリース時期の目途は立てられない状況です。

引き続き、これらの進捗状況を随時当インフォメーションにてお知らせして参りますので、時折ご覧ください。

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4 comments on "XPERIA1V用の各種デザイン設計が完成"

  1. たく より:

    機種変の度に利用させていただいております!今回もお世話になります。
    どんどんエクスペリアが高くなるので押し出されるスマホは毎回下取りに出しますが最高ランクの買取になるので御社のバンパーが必須になってます!

  2. ユーザー より:

    この手のバンパーは取り外した際にバンパーでエッジにこすり傷が付いていたりするのでそうならないと嬉しい

  3. TQ より:

    バンパーの発売を楽しみに待っています!
    バックディフェンダーはカメラ周りを全て囲むデザインにはならないのですかね・・・
    せっかくならスマホ本体の下地が全部隠れるデザインにしてくれると凄く嬉しいです。

    1. alumania より:

      ご期待いただきありがとうございます!
      バックディフェンダーについては1VでLEDがカメラ突起内に移動したことで全面も可能ではございましたが、やはり装着後でもバンパーが取り外せることを優先し、スライドさせるための領域はカットされた異形形状にはなります。
      その条件の中で可能な限りな領域とバランスを取ったデザイン形状としてはおりますのでご了承ください。

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