Q:「アルミケースを装着すると電波状況が悪くなりますか?」
>質問内容は、アルミケースを装着する前に特に気になるところだと思います。
そこで、実際どの程度になるのかテストしてみました。
■確認方法
数値で表した方が分かりやすいため、iPhone4本体の「フィールドテストモード※」で受信感度バーを数値に変更して、アルミケース【EDGE LINE】の装着前、装着後で比較します。
※「フィールドテストモード」
iPhone4本体の【電話】>【*3001#12345#*】に発信する。
受信感度バーが数値で表示されるようになります。
バーのままでしたらタッチすれば数値に切り替わります。ホームボタンで「フィールドテストモードが終了」戻ります。
環境:比較的電波状況の悪い建物内で、窓の無い部屋で確認。
ケース無しと、ケース装着後で比較
○数値の見方: 【単位:dBm】
・表示数値が大きい(マイナス数字が小さい)=電波状況良い
・表示数値が小さい(マイナス数字が大きい)=電波状況悪い
○数値の範囲とバー表示との目安
-51 ~ -101 >>>5本
-101 ~ -106 >>>4本
-106 ~ -111 >>>3本
-111 ~ -114 >>>2本
-114 ~ -121 >>>1本
-121 ~ >>>圏外
●iPhone4本体のみでアンテナ部を隠したときの変化の確認
iPhone4の「持ち方によって電波状況が悪くなる」というニュースは記憶に新しい話ですが、確かにアンテナ部を手で覆うと画像のように数値が下がることが分かります。
●アルミケース【EDGE LINE】を装着した状態で確認
アルミケースを装着すると何も無い状態と比較すれば、やはり電波状況は悪くなりました。しかし、iPhone4本体のみの状態で手を覆ったほど悪くはりません。また、アルミケース装着後にアンテナ部分を手で覆っても大きな影響はありませんでした。
■比較検証結果
アルミケースを装着すると若干電波状況は悪くなります。
しかし、数値的にもそれほど大きな影響が無いのは電気伝導率が金属の中では低い素材であるアルミで構成しているためです。
■簡易的なアルミケース装着後の電波状況確認方法
1. 一切のケースを外してiPhone4本体のみの状態にします。
2. 画像を参照にアンテナ部分を手でしっかり覆い、握ります。
3. その状態から数秒後、電話をして通話できるかご確認ください。
上記の方法で、通常通り通話が出来る環境であれば、基本的にはアルミケース【EDGE LINE】を装着して通話できなくる可能性は低いです。
■まとめ
アルミケースを装着すると電波状況が良くなるということはありませんが、大きく悪くなるものでもありません。
アルミケースは一般的にシリコンケースなどと違い、万が一落としても本体に傷や凹みを与えること無く大事な本体をしっかり守ります。ある程度の代償としてお考えできる方にお勧めです。
・バックパネルを取り外した場合、電波状況が若干良くなります。
・ご自宅、会社などではWiFiを併用されることをお勧めします。
普段から電波状況が悪い場所(目安として常時電波表示バーが1~3本の方は要注意)でお使いの方は、購入前に上記の簡単な検証方法でまずはご確認ください。
その状況でも通話可能であれば【EDGE LINE】を装着しても通常どおりご使用いただるものと考えられます。
※電波状況は常時変化しております。装着途中にもともとの電波低下があっても気づかない場合が多く、アルミケースの影響を主に疑いがちですが、総じて若干悪くなるという表現に留まります。
□□□ 注意! □□□
これらのテスト数値、テスト方法など、全ては独自の検証結果を表示しただけにしか過ぎず、電波状況を補償するものでもなければ、業界のアルミケースに関する販売を妨害するような意図もありません。予めご了承ください。
iPhone4Sは、従来品より電波状況がかなり改善されており、比較的に従来品のiPhone4よりもEDGE LINEを装着しても影響が感じられなくなっております。 このような記事を掲載してる関係で、当商品を装着するとかなり悪くなるという懸念を抱く方が多いことと存じますが、行動範囲の中で常時アンテナが2本程度という方には念のためお勧めできませんが、一般的にはほとんど影響を感じず通常通りご使用いただけます。 アルミケース全般的に「電波状況が悪くなる」という事実はありますが、過剰な誤解をなされないようお願い致します。 もちろん、アルミケース各社、電波状況の改善には日々工夫を凝らしてるものと思いますし、昨今の風評的な業界への影響を当方でも心配しております。 どうぞ皆様にはご理解、ご配慮のほどお願い致す次第です。
| posted by
alumania |
2011/09/17 |
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