いよいよ携帯通信会社の各社(docomo、au、SoftBank)から次世代通信網「5G」(ファイブジー) サービスが開始されます。
「5G」では、今までの「4G(LTE)」(フォージーやエルティーイー)とは料金プラン(基本料金)が異なります。
主要3キャリアのdocomo・au・SoftBankでは、ようやく5Gにかかる料金プラン(携帯料金)が出揃ったため、それらを税込金額で比較していきます。
キャリア別に料金を比較しようにも、金額表示が税抜であったり、キャリアごとに異なる料金プランでの割引プラン名、割引後の金額が書いてあったりと、相変わらず携帯料金は分かりにくいだけでしかありません。
そこで、最大でかかる基本料金として実態に近づきやすい「割引なし」+「かけ放題」の税込で比較していきます。
5Gにしたら毎月いくらになるの?
シンプルに考えやすいよう、全ての割引をなしにして、基本料金ベースで通話はかけ放題+5Gの基本料金ベースという構成( 【通話かけ放題】 + 【5Gデータ通信】)を税込の合計で各社算出してみました。
以下に表にもまとめて比較します。
5G料金算出の条件
- 割引なし
- 通話はかけ放題
- データ通信の容量制限は各社プランの最大
- 5G端末代は含まず
- 1回線の金額
これで5Gにしたときにかかる月額の費用イメージと、キャリア別の料金違いを比較しやすくなります。
docomo | au | softbank | |
---|---|---|---|
プラン名称 | 5Gギガホ | データMAX5G | メリハリプラン |
容量制限 | 100G | 無制限 | 50G |
データ通信料金(税込) | 8,415円 | 9,515円 | 9,328円 |
かけ放題(税込) | 1,870円 | 1,870円 | 1,980円 |
税込合計 | 10,285円 | 11,385円 | 11,308円 |
各社ごとに、この合計料金(税込み)から様々な割引が追加されていき、最終費用が算出されます。
そのため、ここでの合計費用が基本料金ベースの最大でもあり、期間的な割引終了後(2年以降など)の基準額として考えていただければ良いかと思います。ほとんどの場合は割引が適用され、この税込合計金額以下になります。
各社の5G料金内訳
docomoの5G料金
ドコモは「5Gギガホ」+「かけ放題」で税込み10,285円となりました。基本料金ベースのキャリア別では最も安くなりました。
他のキャリアよりも1,000円ほど安くなっています。
- 100Gとなっていますが、実質無制限です。
auの5G料金
auは料金シミュレーションがまだ5Gプランに対応していなかったため、料金表から算出しています。
「データMAX 5G」+「通話定額(かけ放題)」で税込み11,385円となりました。基本料金ベースのキャリア別では最も高くなりました。
- データ容量は無制限
SoftBankの5G料金
ソフトバンクは「メリハリプラン」+「5G基本料」+「定額オプション(かけ放題)」で税込み11,308円となりました。ドコモよりも1,000円ほど高くなっています。
- データ容量は50GBですが、ほとんどのSNSから動画サービスなどがノーカウントとなるため、こちらも実質無制限に近い状況になるようです。
- 5G専用プランはなく、通常プランに5G費用として+1,100円 (税込)
5Gには対応スマホが必要
5Gサービスを利用するには5G対応スマホが必要になります。これは今までのモデルには5G対応機が存在していませんでしたので、全てのキャリアで新たに機種変更する必要があります。
このスマホ端末分の費用を分割にする場合は、割賦になりますので毎月の合計支払い額が上がります。もちろん端末は一括で購入してしまえば通信+通話の月額基本料のままです。
5Gの料金まとめ
- 基本料は5Gだからといってそれほど大きくかかるものではない。
- 3社とも5Gデータ容量は実質無制限+かけ放題で月額税込みで11,000円前後の上限
- 5G対応スマホを新たに用意する必要があり、費用がかかる。
- 5G専用プランがあるのはドコモとau
- ソフトバンクは4Gと同じ基本プランで5Gオプションの料金構成
- 各社、5G料金としては+550円(docomo)か1,100円(au,softbank)程度のアップになるだけ。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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