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「XPERIA10Vが発売開始され、そのボディーを確認」
ソニーのスマートフォン、Xperiaシリーズの中でもミドルレンジモデルの最新型【Xperia 10 V】(テン・マークファイブ)が2023年7月6日に発売開始となりました。
ドコモで予約していた本体(型式SO-52D)が到着しまして、先日のXperia1V到着時のお知らせ「XPERIA1Vが発売開始 その実機を外観チェック」同様、外観的な観点を主体として各部の確認を兼ねて簡単にご紹介して参ります。

最初に10Vを手に持った時に、(最近はXPERIA1Vを利用することが多いため)の先入観からか、思わず「軽い!」「コンパクト!」と感じてしまうほどでした。
そんな、新型Xperia10Vの主な仕様についてのおさらいです。
XPERIA10Vのスペック
- サイズ約:W68×H155×D8.3mm
- 重量約:159g
- バッテリー容量:5,000mAh
- 外部メモリ 推奨最大容量1TB microSDXC™
- 内蔵メモリ容量:(RAM)6GB
- 内蔵メモリ容量:(ROM)128GB
- ディスプレイ(画面)サイズ:約6.1インチ
- ディスプレイ(画面)解像度:2,520×1,080(FHD+)
- 防水:IPX5/IPX8
- 防塵:IP6X
- OS:Android™ 13
- CPU:Snapdragon® 695 5G Mobile Platform 2.2GHz/2 + 1.8GHz/6
- 生体認証指紋
- SIM:nanoSIM/eSIM
- 通信規格:5G(sub6/NR化)/4G LTE/WiMAX 2
- 最大通信速度:受信最大/送信最大:2.1Gbps/218Mbps
- Wi-Fiテザリング:10台
- Wi-Fi規格:2.4GHz:IEEE802.11b/g/n
- 5GHz:IEEE802.11a/n/ac
- Bluetooth®:Ver.5.1
- メインカメラ有効画素数:約800万画素/約4.800万画素(記録画素数 約1,200万画素)/約800万画素
- サブカメラ有効画素数:約800万画素
- 国際ローミング(音声・SMS):○
- 国際ローミング(データ通信):○
- おサイフケータイ®:○
- 緊急速報メール:○
※スペックの参考はUQモバイル、注釈は除いております。
2022年モデルの10IVから特筆するほどの革新的な変更はないものの、何より標準(広角)カメラのセンサー拡大化(1/2.8型→1/2.0型)により、写真の最大画素数が(1,200万画素→4,800万画素へ)と大幅にアップしています。
ディスプレイサイズは6.0→6.1インチへとわずかながら拡大化(画素数は同じ2,520×1,080)され、ディスプレイ輝度も1.5倍に向上しているようです。
また、これまでの10IVではフロントスピーカーがモノラルでありましたが、ようやく10Vでは「ステレオ」になりましたので、(ミドルレンジの)他モデルと肩を並べられるコスパモデルになったとも言えます。
10Vのパッケージ開封と構成品
到着したXPERIA10V(テン・マークファイブ)のパッケージ開封前がこちらになります。
ドコモ仕様(SO-52D)となっており、パッケージの、いわゆる「のし」にあたるラップ部左上にdocomoマークがあります。

取り扱いキャリア(本機を購入したブランド)ごとで、このラップ部のデザインが多少変わってくると思われますが、基本的には同じです。
このラップ部分は背面側に刺さっている部分がありますので、そこから取り外すことができます。

こののし(ラップ)は裏側に引き上げる部分がありますので、中心当たりを引き上げれば外すことができます。
次にお弁当状になっている本体パッケージのケース上蓋を開けば、早速XPERIA10Vとご対面となります。
しばらく折り畳みの紙箱で構成されていた腰の無いパッケージは、XPERIA1V同様にマークファイブシリーズからは成形パッケージへと変更となっており、大きくデザイン的な面でも向上されております。

中身を取り出すと、本体と説明書があるくらいです。
もちろん、USB-Cケーブルや充電器はありません。XPERIA10Vの部品構成は(docomoの場合は)本体と説明書2枚といったところです。

XPERIA10Vの本体表面に貼られている保護シートを剥がして、nanoSIMカードを入れて起動となります。
10Vのフロントと背面、全側面方向
それでは取り出したXPERIA10V実機の正面と背面側、各側面方向を確認して参ります。
フロントと背面のスタイル

前モデルのXPERIA10IVと判別は難しいほどに、フロントと背面側のデザインは変化は見つけにくいです。
全体的なシルエットや採用されている本体ボディーの各素材により、かなりフレンドリー寄りな全体のデザインであるとは言えます。
全方向の側面のスタイル

次に全方向の側面を見て行きますが、こちらも前モデルのXPERIA10IV(テン・マークフォー)との違いはほとんど見つけられません。
必要最低限の構成であり、カメラ性能が向上したこともありますし、せっかくのXPERIAシリーズであればカメラシャッターボタンは今回追加しても良かったのでは?といった気になるくらい、シンプルすぎるサイドビューではあります。
上部に位置する3.5mmイヤホンジャックだけはXPERIAシリーズらしい機能とも言えます。
Xperia10 Vの実機確認まとめ
残念ながらCPUは前モデルの10IV(テン・マークフォー)と同じ「Snapdragon® 695」のため、処理速度としては同じスペックとなりますが、10IVから以下の点で変化(進化)に興味が持てるなら、今回の新型10Vへの変更がオススメできます。
10IVからの向上点として
- 標準カメラ(広角)の画質向上
- ディスプレイの拡大化と輝度アップ
- フロントスピーカーのステレオ化
- (5000mAh以上の5Gスマホで世界最軽量「159g」)
但し、一点気になるところがあります。
1Vの「充電時のLEDが廃止されたXperia1V」でもご紹介したように、残念ながら歴代モデルでは、フロントディスプレイ右上に配置されていたLEDインジケーターが10Vでは無くなっています。
充電中などのLEDインジケーターは廃止
この件は10Vの大変残念な項目ではありますが、充電中などに点灯する右上のLEDインジケーターは1V同様に廃止されています。
説明書を見ても、もちろん本体の右上にLEDの部品構成表記はありません。

こちらの画像は前モデルの10IV(テン・マークフォー)ですが、このLEDインジケーターが物理的に10V(テン・マークファイブ)では無くなっております。

LED表示が無いからと言って、特に大きな問題になるようなことでもありませんが、その時のスマホの状態を知るうえでは無くして欲しくなかった機能部分です。
この点を除けば、カメラ性能のアップや、ステレオスピーカー化などの進化があり、価格的にも抑えられている今回のXPERIA10Vは、ゲームや撮影品質に多くを求めない方にとっては最適なコスパモデルになったのではないでしょうか。
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