充電時のLEDが廃止されたXperia1V
ソニーの2023ハイエンドモデル【Xperia1V】では、歴代モデルで搭載されていた、充電時のLEDインジケーター自体が廃止されております。
充電ケーブルを用いた充電時、またはワイヤレス充電時でも、充電中かどうかを知るにはディスプレイを一度立ち上げる(表示させる)ことが必要になっています。
XPERIA1V以外にも、XPERIA5VやXPERIA10Vでも本体の充電時に光るLEDインジケーターは廃止されてしまいました。2023年以降に発売されるXPERIAシリーズはLEDが全廃になる可能性があります。
Xperia1Vの機能的な物理構成部品として、上部箇所にはインカメとセンサーのみとなっており、LEDインジケーターがありません。
こういった点は実機を確認していかないと、発売前から事前に知ることが出来ない箇所でもあります。
充電中のLED表示が廃止された1V
充電時のLEDインジケーターが廃止されたXperiaIVは、もちろん説明書にも記載はありませんので、そもそもLEDは搭載されていないことが分かります。
従来の歴代モデルであれば説明書の正面イラスト、赤枠あたりにLEDが配置されております。しかし、構成番号もありませんので、そもそもLEDは搭載されていない、廃止されたことになっております。
実機のXperia1V(ワン・マークファイブ)を充電しても、従来モデルで点灯したLEDは廃止されているので、何も点灯はしません。
では、歴代モデルはどうやって点灯していたか?を前モデルのXperia1IV(ワン・マークフォー)を用いておさらいしますと、充電中はディスプレイガラス面内の、画面表示外の上部に配置されたLEDが充電中に常時点灯します。
1IV(マークフォー)までは、このLEDインジケーターがオレンジ点灯中は充電中、90%を超えるとグリーンに点灯といった、電池残量状態も目視で確認できる表示機能となっていました。
xperiaの充電中に、本体から離れたところからでも充電状態(電池残量)が目視で分かるのは非常に便利でもあるのですが、残念ながらXperiaIVではこの表示、LEDそのものが無くなっております。
スマホとしての使用上において、絶対的に必要なものではないとしても、状態を知ることが出来ないのは本当に残念な変更点であります。
保護フィルム類は1IV用が利用できる可能性が高いです
本記事のタイトルと少し離れますが、1IVと1Vのディスプレイサイズや構成を詳しく比較していきますと、厳密には異なりますが、ほぼ同じディスプレイのサイズになっておりました。
ディスプレイガラス面内にある、インカメラやセンサー類、スピーカーサイズなどがほとんど同じ位置での構成配置で、大きさとなっていました。
ゆえに、1IV(ワン・マークフォー)と1V(ワン・マークファイブ)は、多くの保護フィルム類が共通利用できるほどになっています。
複雑な3D曲面を持つガラスフィルムや特殊な仕様ですと1Vに1IV用が装着できない事もありますが、大抵は装着可能であると考えられます。
但し、冒頭で案内した通り、1VにはLEDインジケーターがありませんので、例えば1IV用にLEDインジケーター部に加工されているような製品であると、その部分は無駄になりますし、いくら充電中に待っていてもその穴からLEDが点灯するようなことはありません。
1IV用のGLASS DEFENDERを1Vに装着
こちらはアルマニアのガラスフィルム【GLASS DEFENDER】のXperia1IV用(品番:SX-G2214-DFK1)を1Vに装着した状態です。
画像はディスプレイガラス面のサイズがほぼ同じ1IV用のガラスフィルムを1Vに装着した状態です。全方向クリアランスも同程度になり、そのまま装着してご利用が可能です。
装着後:上部側の状態
上部にはインカメラとセンサー、スピーカーがありますが、それらを回避するようにしておりますので、1Vでも同様に回避できる状態になります。
装着後:下(ボトム)側の状態
下側(ボトム側)にはワイドなスピーカーが構成部品と存在しておりますが、上部と同様に1IV用を1Vに装着しても回避されるようになります。
GLASS DEFENDERを1Vに装着した状態で、念のため各機能も確認しましたが、当然ですがLED表示の窓から(1VにはLEDがありませんので)LEDが点灯しないくらいで、不具合は生じません。
専用品と遜色ないほどで装着&利用できました。
あくまでも、ここでご紹介した装着商品は弊社商品のXperia1IV(ワン・マークフォー)用を1Vに装着した状態でありますが、取り急ぎ1Vのディスプレイを保護したい場合は、現時点で1V専用品が販売開始されていない状況での代替案としてご利用いただけるといったご紹介となります。
なお、アルマニアではXperia 1 V専用品となるGLASS DEFENDERを商品化する予定で進めております。
この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。
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4 comments on "充電時のLEDが廃止されたXperia1V"
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Xperiaの充電ランプ、最後の砦だったのになぁ。中華はRakutenhandを除いて全滅、シャープは6シリーズから廃止、ASUSも8で終了、GALAXYもS10シリーズから無し、バルミューダも後継機無し。
スマホのレビューもカメラばっかりしないで、こういう実用的な記事ももっとやって下さい。
充電時のLEDが無くなってしまったのは本当に残念ですよね。
有るものが無くなるとその時は不便に感じてしまいますが、それも慣れればといったところなのかもしれません。
フィルム類の互換性を実際に試した記事は見かけないのでありがたいです。
カバー類の互換性も気になるところです。
コメントありがとうございます。
ケース類については、縦横厚みの外形は1Vと1IVでは、各方向0.1㎜くらいの違いですが、特にボトムのマイク位置が逆になっていますので、その時点で完全な互換性はありません。
また、カメラレンズ部の大きさや中心位置が違いますので、背面を覆うようなケース類も互換性がありません。加工してしまえばかなり近いので流用はしやすいかと思います。