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Xperia1Vの3D化が完了し開発設計を開始

Xperia1Vの実機サイズ

新型Xperia1V用の商品開発のため、各部の本体測定が完了しCAD上での本体3D化が完了しております。
こちらの本体3Dをベースに各商品の設計・開発を進めて参ります。

今回のXperia1Vは、かなりデザインも凝った仕様にはなっているため、思っていたよりも各部の測定には時間を要してしまいました。

実際の商品設計には不要でもある部分は省略することも多いですが、本体の特徴ディテールをできるだけ近づけて3D化しています。

3D化されたXperia1V
3D化が完了したXperia1Vの本体

実際に測定した本体サイズの寸法値は以下のようになりました。
ソニーの公式サイトに記載されている本体サイズはあくまでも参考値なので、実機を元に細かく調べていく必要があります。

Xperia1Vの実測3面図
Xperia1Vの詳細サイズ

ここでは小数点以下1位までの表記としておりますが、実測では0.001mm単位まで測定し、本体3D化へ反映されております。

Xperia1Vの実測WHD

  • 実測サイズ:W70.9×H164.7×D8.5 (mm)
  • 公式サイトサイズ: 約71mm×約165mm×約8.3mm

公式サイトのサイズ表記は小数点以下を四捨五入などしているため、大雑把な寸法値にはなっています。特にカメラ部を除いて全体厚みはどう測っても8.4を超えますので、公式サイトの表記厚み約8.3mmの厚みはどこのことなのか不思議です。

前モデルのXperia1IV(ワン・マークフォー)とは、外形で0.1mmほどの違いでした。ボタン位置もほとんど同じため、1IV(マークフォー)のシリコンやプラスチックの樹脂ケース類が1V(マークファイブ)に嵌る可能性はあります。
しかしながら、背面カメラの中心位置や大きさが異なるため、加工すれば装着できないことは無いといった感じです。

全周側面の9本線溝も再現

Xperia1Vの本体3D化に対しては、本体3Dを基準に商品設計を進めますので、極力本体に近い形状も再現しておく方が製品側もより正確になってきます。

ここは正直不要ではあったのですが、1Vの特徴にもなった、全側面の9本溝も再現してみました。

特徴ある9本のサイド溝も表現
特徴ある9本のサイド溝も表現

3Dスキャンも進化はしていますが、手放しで正確に取り込みできるわけではなく、細かい部分は手直しが必須となってきますので、本体の3D化は実際には手作業が多い工程になっています。

Xperia1Vのレンズ部
Xperia1Vのカメラレンズ部

カメラレンズ部分の突起形状も正確に配置されました。
Xperia1Vではレンズのガラスが個々に分かれましたが、ガラスの直径は約12.7mmで3種類とも同じ外径寸法でした。

この後、まずはレンズプロテクターから設計を進めることになりそうです。

完成したXperia1Vの3D化
実測値から3次元化されたXperia1Vの正面と背面

サイドの各ボタンやイヤホンジャック、マイクやUSB-C端子穴など、シンプルなスマートフォンといえ、構成部品数は以外にも多いものです。

3D化が完成した本体を全体で見るとあっさりしてしまいますが、これが少しでも間違っていれば全ての製品に影響するため、何度も繰り返し見直しを行う本当に気の抜けない作業です。

Xperia1V専用品の開発予定商品

さて、本体測定が完了したところで、今後Xperia1V専用品としての開発予定商品となりますと、まずは従来商品ラインナップと同様で進めることになります。

Xperia1V専用開発商品(予定)

  1. EDGE LINE for Xperia1V
  2. LENS PROTECTOR for Xperia1V
  3. GLASS DEFENDER for Xperia1V
  4. BACK DEFENDER for EDGE LINE (Xperia1V)

エッジライン・バンパーを中心とした開発ラインナップを予定しておりますが、レンズプロテクターやガラスフィルムは単品でもご利用できるように進めて行きます。

特にガラスフィルムについては、アルマニアではXperia系にエッジ接着タイプを主体としておりましたが、今回のXperia1Vでは自己吸着の全面接着型への変更を予定しております。

Xperia1Vはディスプレイのガラス面の外周エッジがフラットに近くなっていることもあり、iPhone系で採用している自己吸着型の全面接着でも十分接着可能であると判断できました。

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この記事はalumania(アルマニア)のスタッフによって調査・検証して投稿されています。
※無断転載と複製を禁じます。引用可

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“Xperia1Vの3D化が完了し開発設計を開始” への10件のフィードバック

  1. メガネ より:

    4世代近くXperiaのケース利用させていただいてます!
    つい昨日1Vに機種変したのでまた新しく発売されたら迷わず買います!

    質問なのですが、1V用のケースが発売の際は今までのケースと同様に、背面カバーを自作するためのPDFも公開されるでしょうか?
    PDFが公開されるようになってから自作の背面カバー作成がとても捗るようになったのでぜひ教えていただけるとありがたいです

    発売楽しみに待ってます!

    • alumania より:

      いつもご利用いただきありがとうございます!また、今後ともよろしくお願いいたします。
      1Vの背面デコレーション用型紙pdfは、バンパー側の設計が完了しましたら、別記事にて掲載いたしますので、しばらくお待ちください。

  2. はにゃ より:

    機種変度に購入させて頂いています。楽しみにしています。カラバリよろしくお願いします!

    • alumania より:

      いつもご利用いただきありがとうございます!
      カラーについては本体色が少ないことはありますが、魅力的に感じていただけるバリエーションも検討して参ります。

  3. 男は黒に染まれ より:

    レンズプロテクターの鏡面加工を施さない、限りなく黒一色のモデルも出たら嬉しいです。

    • alumania より:

      コメントありがとうございます!
      1Vはレンズ突起のデザインが歴代モデルから変更となっており、レンズプロテクターの方もそれに合わせて変更されます。
      現時点で表面側には鏡面切削は無い仕様で計画しております。

  4. Y553 より:

    機種変をするたびに利用させていただいています。
    販売が開始されるタイミングで機種変をしてきます!

    • alumania より:

      いつもご利用いただきありがとうございます!
      各商品ごと、モデル毎に進化させてもおりますので今後もご利用いただければ幸いです!

  5. はにゃ より:

    楽しみにお待ちしております。カラバリも期待しています

    • alumania より:

      ご期待いただきありがとうございます!
      期待に添えるよう努めて参りますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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